ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

人間シークエンサー!数学的な音の羅列に酔いしれる King Crimson / Frame By Frame

2020-05-04 22:51:18 | プログレ

Frame By Frame

このロバート・フィリップの人間シーケンサー・ギターには快感を覚えてしまうんですよね。

エイドリアン・ブリューの変態ギターもすごく気持ちいい。

エイドリアンはヴォーカルも味があります。

歴史的にはそれほど評価されていない80年代クリムゾンだけど、この曲は大好きです。

この曲が入ったアルバム「ディシプリン」は全く新しい音を提示してきたので、けっこう気に入りました。

人間シーケンサーサウンドはちょっとだけ聴くと、デジタルサウンドのような錯覚を起こしそうですが、すべて手で弾いているというすさまじさ。

プロフェッショナルですねー。

この後のクリムゾンの作品で驚かされることはなくなってしまいます。

「ディシプリン」は最後の驚きの作品でした。

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ELPとアーロン・コープランドの聴き比べ2 'Fanfare for the Common Man' @ Tollwood Festival, München Germany 1997.

2020-04-26 20:55:18 | プログレ

Emerson, Lake & Palmer 'Fanfare for the Common Man' @ Tollwood Festival, München Germany 1997.

このELPは再結成した時の姿で、結局このあと再度解散してしまうんですよね。

人間関係がうまくいかなかったのかな?とりあえず3人でやれば、金儲けができたのに・・・。そんなもんじゃないのかな?

まあ、刺激的な新曲を作れるバンドじゃなくなっていたことは確かだけど。

21世紀になり、キース・エマーソンもグレッグ・レイクも逝ってしまった。あんなに輝いていた人たちだったのに、あっけなかったという印象だ。

二人とも、1973年ごろは向かうところ敵なしという感じの天才って感じがしたけど、1970年代後半からの大失速とその後の今一つの活動ぶりは非常に残念だった。ZEPPもそうだけど、天才的なミュージシャンでもピークは短かったりする。難しいものだ。

さて、前回に引き続き、コープランドの原曲との比較です。

Aaron Copland - Fanfare For The Common Man

どうでしょうか?

やっぱり、本物の金管楽器はシンセより味がありますねー。オーケストラのどらもいい音してる。

ELPの軽いノリに比べ、やっぱり荘厳ですね。

とは言え、グレッグ・レイクのウキウキするような感じのベースラインを入れてしまいたくなってしまうのは私だけでしょうか?

この原曲はやや物足りなくなってしまうんですよね。

まあ、それぞれいいところがあるということで、まとめたいと思います。

もし、原曲を知らなかったという人がいれば、役に立ったのかな?

キース、グレッグ、安らかに。そして、カール、もう少し頑張ってください。

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EL&Pとアーロン・コープランドを聴き比べよう! Hoedown

2020-04-26 17:27:33 | プログレ

Emerson, Lake & Palmer Hoedown (Live)

エマーソン・レイク&パーマーといえば、ロシアの作曲家であるムソルグスキーの「展覧会の絵」をロックにしちゃったことで有名であるが、

アメリカの20世紀の作曲家アーロン・コープランドの曲のカバーをやっていることでも知られています。

なかでも、この「Hoedown」はスリリングにロック化していて、ライブのオープニング曲としては最高の一曲だ。

そこでだ、やっぱり原曲を聴きたくなるではありませんか。多くの人が聴いたことがないと思うんです・・・。

私は高校生の頃、原曲を聴いて、けっこう感動しました。

 

Aaron Copland - Hoedown

 

うーん、久々に聴くと、ELPと違った良さがある。壮大ですね。

オーケストラならではの迫力と繊細さもいい!

それにしても、ELPはかなり細かくコピーしてるんですね。極端にアレンジを変えてはいません。

ELPを通じて、偉大なるアーロン・コープランドを知る。こうやって音楽の幅を広げて行けるのです。

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プログレの貴公子!エディ・ジョブソン!Jethro Tull (with Eddie Jobson) - Bach Double Violin Concerto, Live Berlin 1985

2020-02-08 17:06:28 | プログレ

Jethro Tull (with Eddie Jobson) - Bach Double Violin Concerto, Live Berlin 1985

前回のカーヴド・エアでも取り上げたエディ・ジョブソンと言えば、プログレの貴公子!

代表作品はUkで残したスタジオ盤2枚と、ライブ盤1枚かもしれませんが、バイオリンとキーボードを器用にこなし、多くのアーティストと共演している彼は、端正な容姿を合わせて、ロックの歴史に残る人物です。

ここでは、ジェスロ・タルと共演しています。

クラシック曲を見事に演奏していて、実にかっこいい!

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来日してます!1970年デビューのプログレ・バンド!Curved Air - It Happened Today

2020-02-08 15:37:38 | プログレ

Curved Air - It Happened Today

2020年2月8日、9日と川崎クラブチッタで公演するのが、歌姫ソーニャ・クリスティーナを擁するカーヴド・エアです。

映像は1970年にデビューした時のものと思われます。

このバンドは、人気が高いバイオリニストであるダリル・ウエイとその後任として一時加入したエディ・ジョブソンがいたことでも有名。

それにしても、リアルタイム世代の私でさえも、マニアックな人気だったなという思い出しかなかったこのバンドが50年の時を超えて、日本にやってくるというのはすごい話です。デビュー当時20才であったソーニャは何と70才!!

聴きに来るファンは若くて50代後半、メインは60才過ぎだと思いますが、最近はネットでクラシック・ロックを探求する若い世代も多いので、若者も来てくれるとソーニャも嬉しいでしょう。

それにしても、ロック・ファンの高齢化が叫ばれてますが、キッスやクリムゾンだけではなく、当時マイナーな存在であったカーヴド・エアにまで、高齢ロック・ファンが殺到するのはすごい!オーバー60才をターゲットとした懐メロのロックが十分商売になるんだなって実感します。演奏する方もよく体力あるなとも感じます。海を越えて、演奏しにくるんですからすごい。ちなみに入場料は12000円、別途ドリンク代600円、そして、クラブチッタですから、総立ちです。60才超えているファンも頑張ります!

ちなみにソーニャの70才の色っぽい来日公演ポスターにはびっくり。興味ある方はネットで確認してください。

今回はエディ・ジョブソン加入時の1973年の作品「エア・カット」の完全再現をするそうです。この作品を知ってる人は一般的にはそんなにいないと思うんですが、でも見に行くファンは筋金入りのプログレファンだから、知ってるんだろうなー。

PFMにしろ、キャラヴァンにしろ、そして、スージー・クアトロにしろ、21世紀の日本に現れるなんて、想像もしませんでした。

特にスージー&ソーニャの70代女性の「老いてますます元気」的なところには見習うべきところがあります。

私も年を取ったなんて、言ってられません。

 

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