LOUDNESS ~ LOUDNESS
先日、ラウドネスの3枚組アルバムを購入した。
初期の作品をリメイクした作品で、ものすごく質が高くなっていてびっくりした。
ラウドネスがデビューした1981年当時は日本のレコード技術ではロックを洋楽風に録音する技術がなかったようで、初期の作品は音がかなり薄っぺらだったのだが、それを見事に解消していた。
35年前の作品をリメイクして、質を上げるという彼らの凄さには驚く。
この作品については、出たばかりなので、YouTubeに上がっていない。
それで、この有名な曲のライブの映像をアップした。
さて、この曲だ。
ラウドネスの記念すべきデビューアルバムのA面の1曲目に入っていたバンド名と同じ名前の曲である。
当時は、ついに海外風のロックを歌える喉をもつボーカルが誕生したとものすごく興奮した。
日本のボーカリストのほとんどが、ハードなギターの音に対して、競うような声を持っていなかった。
ところが、このボーカル二井原氏はつんざくような声で常識を覆した。
歴史を変えた声と言っていいと思う。
ハードロックを歌える日本人ボーカルは、未だにこの二井原氏と元ヴァウワウの人見氏につきると私は考える。
ラウドネスはこのデビューアルバム発表後数年でアメリカデビューにこぎつける。
その時の名曲がこれ。
日本のハードロック、メタルが世界に羽ばたいた記念の曲だ。
曲名は「ライク・ヘル」。
すごくかっこいい!
日本のロックが世界レベルになった瞬間を聴いてください。