Wishbone Ash - The King Will Come 40th Anniversary Concert DVD
驚いたことに、あのウイッシュボーンアッシュが現代にまだ存在しているようだ。
ただし、メンバーで残っているのは、アンディパウエルだけである。
やっている曲は一番人気だった「アーガス」あたりの曲ばかりらしい。
キッス同様、ベンチャーズ化しているようである。
アンディは一貫して、フライングVを弾いているようなので、容貌が変化してもわかる。わかりやすいのはいい。
さて、音を聴くと、メンバーが違いすぎるので当時の音とかなり違う感じがする。
当時より音が力強く感じるのだ。これも悪くない。
それにしても、アンディ、頑張ってるなと思う。
ところで、私が中学、高校時代において、バンドを演る仲間の多くがこのウイッシュボーンアッシュのギターをコピーしてた。
理由は単音弾きが多くてコピーしやすいし、レコードに合わせて弾くと気持ちいいからだと思う。メロディも日本人向きだし。
でも、実際学生バンドでこの音を再現すると、結構ダサくなる。
単音弾きで構成されるバンドの音ってけっこう難しいのである。
音はかなり薄っぺらくなるし、ミスなども露骨にわかる。リズムも合わせにくい。
当時はそんな理屈わからなかったけど。