Ozzy Osbourne - Ordinary Man (Audio) ft. Elton John
御年71才で、先月、パーキンソン病であることを発表したヘヴィ・メタルの帝王、オジー・オズボーンが10年ぶりに新作を発表した。
そして、アルバムタイトル曲のこの曲には何とピアノとヴォーカルにエルトン・ジョンが参加している!!
若い頃と変わらぬオンリーワンの独特のハイトーン・ヴォイスは健在だ。
同じくパーキンソン病にかかって、ギターを弾くことが困難になったジューダス・プリーストのグレン・ティプトンとは異なり、歌だから大丈夫なのか?やはりライブは無理なのか?といろいろ疑問はあるが、とにかく素晴らしい声を披露していることに安心してしまう。
この人の声はホントに独特で、ハードな曲でも、バラードでもすごく印象に残る。
まさに不世出のヴォーカリストだと思う。
70年代初頭にブラック・サバスで、ヘヴィ・メタルの基礎を作った人物が未だに活躍しているのはすごい!
ロックのオリジネイターの重みが伝わってくる。
歌詞も意味深で味わい深い。タイトルは「普通の男」。でも、歌の中では普通の男のままで死にたくはないと言っている。
ロックの世界での人生を語るような歌詞はまさにオジーにとって、集大成のようなバラードかもしれない。
しばらくオジーの世界にはまってしまいそうだ。