91 Suite-Down to you
メロハーとは、メロディアス・ハード・ロックのこと。
簡単に言えば、ボストン、ジャーニー、トト、サバイバー、そしてボン・ジョビのようなポップで明るいハードロックの事ですね。
産業ロックと揶揄されながら(日本のジャーナリズムからです)も80年代中頃までは隆盛を極めましたが、ポップス大国アメリカでは、オルタナティブ、グランジブームが1990年代に勃発。
ポップなハードロックはダサイ!暗いメロディこそクールという時代になり、その傾向は未だに続いています。アメリカ本国では、ポップなハードロックはほぼ死に絶えています(ボン・ジョビみたいな大物は許されて生存していますけど・・・)。
ところが、日本人やヨーロッパ人の中にはいまだに、ジャーニーみたいなロックが好きな人がいっぱいいます。
私もその一人。メロハー好きです。だって、気持ちいいから・・・
今回取り上げたのは、何とスペイン出身のメロハーバンド。全然売れずに、CDは廃盤になっていますが、世界的にはファンはついてまして、YouTubeで楽しむことができます。
その音楽はまさに、あのサバイバーを彷彿とさせます。
心地よいサウンドは爽やかな風のようです。2001年発表の作品2曲と、2019年発表の作品1曲をご紹介します。
91 SUITE - The day she left [Melodic Hard Rock/AOR - España - 2002]
甘い声ですねー。
こちらが最近の2019年の作品。少し、年を取りましたが、雰囲気は維持しています。
91 Suite - Starting all Over (Video Lyric Oficial) 2019
YouTubeで見るをクリックすると見れますよ。
うーん、サビの展開がまさにサバイバーです。
2019年からコロナを経て、どうなったのでしょうか?バンドの存続を期待したいところです。