Jazz Funk - Teruo Nakamura Rising Sun Band - Mr.& Mrs. Funk
日本人ベーシストの見事なフュージョン作品だ。1979年の作品。
当時、ラジオでこの曲が流れてきた時に、この粋なセンスに参ってしまった。実に心地よい。
参加ミュージシャンは中村照夫(B)以外はスティーヴ・ガッド、バディ・ウィリアムズ(D)、スティーヴ・グロスマン(SsTs)、ボブ・ミンツァー(Ts)、
ランディ・ブレッカー(Tp)、ヒューバート・ロウズ(Fl)といったところらしい。
この人、1964年からニューヨークで活躍していた。現在79才! 1977年にはアルバムがビルボードのジャズチャートでトップ10に達したとのこと。日本ではそれほど騒がれなかったけど、ラジオではけっこう流れていたような記憶がある。
まあ、ベーシストだから、曲の中で目立ってはいないけど、いい作品を作り上げている。今でも、この曲を聴きながら、「おお、ニューヨークの音だ!」と思うのである。
Jazz Funk - Teruo Nakamura Rising Sun Band - Key Of Happiness
この曲もオシャレでかっこいい!聴いていると笑顔になる。
中村照夫、知りませんでした。日本人としては相当早い時期にNYで活動されていたんですね。
本作ももちろん初聴。スティーヴ・ガッドやランディ・ブレッカー、ボブ・ミンツァーって聞いただけで音が想像できますし、まさにそんなサウンド。
コレ、いいですね。70年代のフュージョンも奥が深くて、まだまだ知らない音楽がいっぱいありますね。
1970年代後半から1980年代初にかけて、日本人フュージョンについては、けっこうラジオを中心に流れました。
この人もまさに、その中で知ったわけです。
ニューヨークの音だけど、日本人の感覚にしっくりくるというのが、この作品の特徴ですね。