NHKFMで9月23日放送された番組「プはプログレのプ」を聴いた感想です。
この番組は3人のミュージシャンと1人の評論家が2時間20分間プログレを語る番組でした。今回はシンフォニック・ロック縛りでした。
いっぱい、曲がかかったのですが、有名バンドではないところを1曲ご紹介します。パブロ・エル・エンテラドールの「パブロの相続」です。何とアルゼンチンのバンド。
La Herencia de Pablo
番組の中で出てきた話題について感想を述べます。
・ジェネシスって、若い頃というか、初心者の頃って、あまり心に響かないけど、30才過ぎにわかってくるという話→これって、あるあるだと思います。
ELPやクリムゾンみたいに派手ではないですからね。落ち着いた年齢になって、ゆったり聴くとその良さがわかるというような・・・歌詞とかストーリー性とかもあるし
・「静寂の嵐」以降のジェネシスもけっこういいという話→どうも、プログレ・ファンは初期を礼賛する傾向にあるけど、その傾向に縛られることはないでしょうね。
・シンフォニックなら、イタリアのバンドがいい。→イタリアはプログレの宝庫ですね。クラシックが盛んな国ですからね。
・やっぱり「危機」は傑作。→うん、よく、こんな曲を思いついたなあって思うほど、驚きの連続の作品。特に、スティーブ・ハウのギターは変態的。
・スティックという楽器は高音の部分もあってメロディも奏でることができる→ベース的な使い方をされているけど、違う使い方もできるんだ!
・最近のプログレ・バンドもけっこうある。→うすうす気づいていたんですけど、これを追っかけるときりがないような・・・
・若い世代のリスナーもけっこうプログレを聴く人がいる。→実際にキャラヴァンのライブで見ました。少数派ですけど、なんとか広がってほしいですね。
プログレって、いろんな人が聴いていて、いろんな聴き方があって、いろいろ思い入れも違いますね。語り合うときは、すべて共感できるわけではないということに注意した方がいいかも。
もちろん、共感できるところは盛り上がりたい!
NHKは時々、ロックの特集をするから油断なりません。
次回はいつやるかな?
どんな曲がかかったのか調べたけど、YESとジェネシス、ピンクフロイドの一部の曲しかわからなかった。なんか難波さんとかだとレアな選曲しそうですね。イタリアのプログレとか。
ミュウさんには楽しい番組でしたね〜。
山田五郎氏がプログレオタクだったとは知らなかったです(笑)
個人的にはP.F.Mが3曲も掛かったのが嬉しかったです。ただTHE ENIDやNEW TROLLSがなかったのはちょっと残念です。
聞き逃し配信で改めて聴いて個人的良かったものを上げてみました。
●P.F.M「Generale」
●RENAISSANCE「Touching Once (Is So Hard To Keep)」
●CAMEL「Long Goodbyes」
●P.F.M「River Of Life」
La Herencia de Pabloってアルゼンチンでしたか!改めて聴くと良いですね。
個人としては英国のオリジナルプレス盤の「危機」が丸々かかって普段自分が聴いてる「危機」との違いに改めて驚きつつ感動を覚えましたね。
今後もプログレをテーマにしたラジオを不定期でもいいので放送して欲しいですね。
コメントありがとうございます。
やっぱりたいぴろさんは女の子ですねー。
レアは苦手かな?
男だと、マニアックな曲がかかると燃え上がるマニアが多いんです。レアなものを調べまくるオタク気質なプログレ・ファン多いです(笑)。
コメントありがとうございます。
実は私は、ニュートロルスが好きで、期待してたんですが、かからなかったですね(笑)。
いろいろ勉強になった番組で、楽しかったです。
コメントありがとうございます。
やっぱりシンフォニックというとイタリアなんですかね。
「危機」よかったですね。
改めて、この曲のすごさを再認識しました。別格です。
プログレ三昧で6時間コース、NHKさんに期待したいです。