David Coverdale-Time And Again (1978)
久々にこの特集を再開します。
1978年発表のセカンド・ソロ・アルバム「North Winds」です。邦題は何故か「嵐の叫び」(笑)。
バラエティ豊かなアルバムに仕上がっています。
プロデュースは元パープルのRoger Gloverで
演奏メンバーは Micky Moody(g),Tony Newman(d),Alan Spenner(b),
Tim Hinkley(key)。
最初に取り上げたのが4曲目「Time and again」。まるでAORのこの曲。けっこういいんですよ。
味があり、ちょっとボズ・スキャッグスがはいっているかな?
Shame On The Devil - David Coverdale
ボーナストラックの1曲目「Shame On The Devil 」。
ファンキーで面白いです。Jガイルズバンドあたりを意識したかな?ホワイトスネイクでは絶対ないタイプの曲ですね。
David Coverdale - Sweet Mistreater
ボーナストラックの2曲目 「Sweet Mistreater」はとても軽くてポップな曲。
このアレンジの強さには驚いてしまいます。いろんな曲にチャレンジしていた時代だったんですね。必ずしもブルージー路線にはこだわっていなかった時期なのかもしれません。
ソロ2作を振り返ってみると、彼は売れることにこだわらず、やりたい音楽を楽しむという姿勢だったのだと思います。
パープルで大金を手にして、スターになった彼は、レコード会社の思惑通りの音楽を作るのが嫌になったのでしょう。
しかしながら、ソロ2作で遊んだ?彼はバンド活動をスタートすることにします。でも、あえてパープルの様な派手系のサウンドを拒否し、大人向けの渋めのブルース系ハードロックで勝負しようとしたんですね。まあ、ちょっと大人ぶってみたかったのでしょうか?若いのに渋さを強調したくなるのはよくあることで・・・(その反動で、年取ってから派手系に転じます。)
で、次回からこの特集はWhitesnake時代に突入します。
地味ながら、ブルージー・ハードロックにまい進していたWhitesnake時代の初期をじっくり味わっていきたいと思います。
デビカバは結構好きですが、このアルバムは初めて聞きました。
確かに「Time and again」、ビックリ!これがデビカバ!?。こういう音楽もやりたかったんですね~。
意外に…というかかなりイイですね(笑)。
「Shame On The Devil 」は3期パープルもちょっとかじったファンキー路線。これもかなり好み。
このアルバムはちょっとじっくり聴かないといけないですね~。
(PS)難病と闘っておられるとは驚きました。気も滅入ることも多いと思いますが、大好きな音楽を聴いて自然治癒力も活性化し快癒されることを願っています。
コメントありがとうございます。
「Time and again」、彼の曲でも異端中の異端ですね(笑)
このアルバムは、この時期だからこそ作れた作品だと思います。
いろんなことにチャレンジしたかったんでしょうね。
最近はRWさんも、以前興味がないから聴かないと断言していた音楽にも進出してきているようですね。
ぜひ、デスメタルにもチャレンジしていただきたいと思います(笑)。
病気の方は、治らないかもしれませんが、なんとか生きていきます。