Whitesnake - Come On (Official Music Video)
1978年、DAVIDはついに、バンド「ホワイトスネイク」をスタートさせます。最初の作品は4曲入りのEP。
バンド名は当初は「DAVID COVERDALE'S WHITESNAKE」で、リッチー・ブラックモアが当初、ブラックモアズ・レインボーとしていたのと似てますね。
まあ、ソロ・プロジェクトの要素が強いバンドという意思を感じます。
メンバーはミッキー・ムーディ(G)、バーニー・マースデン(G)、ニール・マーレイ(B)、デイブ・ドウル(D)、ゲストキーボードとしてピート・ソーリー。
この「カム・オン」はまさに、初期のホワイト・スネイクの魅力が凝縮されたような1曲。音質が良くないし、なんかアレンジが詰まっていない感じはするけど、ポップな味わいのあるブルース・フィーリングあるハード・ロック。シンプルだけど飽きがきません。
このEPには、ライブでファンとの掛け合いが有名な「AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF CITY」が収録されいることも重要。この曲は1974年のボビー・ブランドの作品がオリジナルだけど、全く違う曲に仕上がっています。
何となく、軽いオリジナルに比べ、かなりしっとり、じっくり聞かせる曲となっていますね。聴き比べてみると面白いです。
Whitesnake - Ain't No Love in the Heart of the City (Official Music Video)
Bobby "Blue" Bland - Ain't No Love In The Heart Of The City
初期のホワイトスネイクって、最近では絶賛されることが多いのですが、リアルタイム時は地味で人気ありませんでしたね。やはり、パープルやレインボーの派手な音と比較してしまう傾向があったのでしょう。
前回も書きましたが、若い時のDAVIDは渋さを追求してましたね。
デヴィッドは活動量が半端ないので、かなり長い特集になりそうです。大傑作もあれば、一般受けしない作品もあります・・・