Yes - The Gates of Delirium
最近、評価が上がっているらしいのが、このリレイヤーという作品。この曲は1曲目です。
最近はすごいと言われているみたいです。
私がロックを聴き始めたころに、発表された「リレイヤー」は、当時それほど名作扱いはされませんでした。
リック・ウエイクマンが脱退したことについて、ファンもショックを受けていて、パトリック・モラーツの参加に戸惑っていたのかも。
まあ、こうやって聴きなおしてみると、リック・ウエイクマンがいなくてもイエスはイエス。
混沌としているところが、まさにイエス。ポップな要素を排除している混沌なイエスです。
純プログレですね。(でも、聴きこんでいくと、ポップに聞こえてくるので不思議)
それにしても、スティーブ・ハウのギターは本当に変態的だなあ。よくこの人はエイジアに参加したなあって、思います。
それにしても、この曲21分ですよ。各楽器のインタープレイがすさまじくかっこいい!
ある意味ではクリムゾン的ですね。ハードプログレ要素があります。ジャズっぽいかな?
長いから、聴く人はそれだけの覚悟をしないとねー。
イエス初心者なら、やっぱり「ラウンドアバウト」「シベリアン・カートゥル」を聴いた方がいいでしょうが、
この曲を聴いて、ポップ化する前のプログレを知ってほしいような気もします。
ロンリーハートイエスも好きなんですが、この時期のイエスにはロックファンが中毒になるような深い魅力があって、別の魅力を感じ、大好きです。