此の時季のキク科の花を挙げてみました、1回目は、「ジャーマンカモミール」、「シャスターデージー」です。
<「シャスターデージー」>
「マーガレット」の花に似た花で「マーガレット」の開花期の交代を担います、白い花を長期間、楽しめるのです。
「マーガレット」と日本の「ハマギク」との交配種とか、アメリカ人の育苗家に依って作出された由
花の形も一重、八重、丁字咲きの品種が有ります。
花径は、6cm前後、花茎は、50cm位、伸び上がります。
似た花の「マーガレット」との違いは、葉の形状で見分けられます。
「マーガレット」の葉が、縁がギザギザなのに対して、「シャスタデージ」の葉は、全縁の違いです。
前者が、後者より花も大きく、草丈も高く、枝も分枝して伸びます。
「シャスタ」の名前は、育苗家が住む 北アメリカのカリフォルニアに聳える山の名前からとか
白い花の色と山の積雪の白さを絡めて命名したようです。
キク科、レウカンテマム(フランスギク)属、耐寒性多年草、北アメリカ作出
学名 Leucanthemum × superbum、英名 Shasta Daisy
尚、交配相手の日本原産の「ハマギグ / 浜菊」< Chrysanthemum nipponicum >は
下図の様な花です、海岸の周辺で多く見られます。
次は、小さな花を咲かせる「ジャーマンカモミール」です。
<「ジャーマンカモミール」>
「カモミール」Chamomile は、、ギリシャ語の <Chamamellon>からで、 ”地上のリンゴ” の意味とか
リンゴの香りがします、種々の薬効が有るハーブです、花径約2Cm 位の小さな花です。
成長するに従って、花の中央部分が盛り上がり、舌状の花弁が、大きく外に反り返ります。
品種は、下に載せた「ジャーマンカモミール」より花径は、多少大きいが
草丈が低い這性で多年草の「ローマンカモミール」Chamaemelum nobile も
キク科、コシカギク属、耐寒性一年草、ヨーロッパ、中央アジア原産
学名 Matoricaria recutita、英名 German chamomile
別名 「カミツレ」、「カモマイル」、「ドイツカミツレ」
花径が、約1cmと小さく、リンゴの香りがします、花を茶として利用します。
最後に過去の記事の再掲載です、「テルナミ」を載せた記事でした。
今、ツルナ科の花
今回のツルナ科の花は、「テルナミ」、「マツバギク」、「バクヤギク」、「リビングストーンデージー」の4種です、金属性の質感の花弁が特徴です。今日の最初は、今が盛りの「テル......