花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

過去の記事を振り返ってみる。

2018-12-14 | 植物 花

今日も過去に載せた記事を再度載せてみました、”冬の菊二題” と ”冬白色(1)です。

鮮やかだった「フウ」の紅葉も終わって、今は、黒々とした冬木立になっています。

<11月27日撮影>

<冬の「菊」二題>に載せたものです。

最初は、珍しい形の「寒菊」です、秋の「菊」の最盛期が終わると、「寒菊」の出番です。

「寒菊」とは、12月から1月頃に咲く「菊」の総称とのこと、別名 「冬菊」、「寒小菊」

「小金目貫」、「霜見菊」等の名前が付いています。

秋咲きの「小菊」、「シマカンギク」(アブラギク)の改良種とのことです。

学名 Chrysanthemum indicum



次の「菊」は、「ベニジューム」(「ベニジウム」)です、別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)です。

花の中心の基の方が蛇の目模様なので此の名前が付いた由

黄色以外に白色の花も視られます、寒くなって咲き出す「菊」です。

尤も、寒い北の地方では、秋播きで春の開花を愉しむところが多く、暖かいところでは、苗から冬に咲かせます。

キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産

学名 Venidium fastuosum=Arctotis fastuosa



<各画像は、クリックで拡大します>

蕾は、氷で覆われた感じですが、 密生した白い綿毛が氷の様に見えます。

以下は、<冬の白色(1)>に載せたものです。

「フウ」の紅葉と暖かい日溜まりです。

葉が、三裂する「台湾楓」Liquidambar formosana と 五裂する「モミジバフウ」L.styraciflua (最下段)です。

  

<各画像は、クリックで拡大表示します>

”冬、白色” の最初は、「 ハツユキソウ」(初雪草)です。

”冬、白色” と言うより ”夏、白色” が妥当かとは思いますが、此の時季でも、淡白色の小さい花を咲かせています。

小さな杯状の花序の花は、見栄えがしないのですが、緑の葉の縁に白い斑が入り、コントラストが素晴らしいと

観葉植物として親しまれています、葉を鑑賞する「ポインセチア」の仲間です。

トウダイグサ科、トウダイグサ属、非耐寒性一年草、北アメロイカ原産

学名 Euphorbia marginata、英名 Ghost weed、Snow on the mountain、別名「ユーホルビア」

次は、「白雪姫」の愛称が付いた「ユーホルビア・レウコセファラ」です。

此の花も「ハツユキソウ」と同じ様に杯状花序に白い小さな花を咲かせます。

花は、目立たないですが、白い苞葉が、目を引きます、此の花も苞葉が美しい「ポインセチア」の仲間です。

トウダイグサ科、ユーフォルビア属、メキシコ、エルサルバトル原産、常緑低木

学名 Euphorbia leucocephala、英名 Pascuita、Snow of Killimanjaro、Snow flake euphorbia

属名の Leucocephala は、”頭が白い” 意味とか、白い苞を著わしているのでしょう。


<各画像は、クリックで拡大表示します>


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