今日も過去の記事を振り返ってみました、”冬、赤い種子” と ”冬に咲く” の2題です。
寒い冬に、「ジョーイセルリア」 (Serruria florida) が咲きます、暖かそうな “春の色” です。
故ダイアナ妃がウエディン グブーケにした花とか
<赤い種子>
冬場、花の数も少なく、実や種子が代わりを務めます、赤い果実は、先般載せましたので
今日は、赤い種子を二種載せてみました、「マサキ」(正木、柾)と「トベラ」の赤い種子です。
「マサキ」の果実が熟して皮が裂開すると、赤橙色の仮種を被った種子が覗きます。
対生する肉厚の葉と輝く種子を愛でます、斑入りの葉も有って、特に “金色” の斑が入った品種が人気です。
斑入りの品種には、他に「ベッコウマサキ」、「ギンマサキ」等が有るようです。
ニシキギ科、ニシキギ属、常緑低木、日本、中国原産、英名 Euonymus japonicus、英名 Japanese spindle tree
“黄金” の斑入りの品種も
6月頃、集散花序を着けて、小さな淡い緑色の花を咲かせますが、見栄えは、イマイチですが
「トベラ」(扉)の実も熟すと裂開して、赤い粘液が付着した種子が顔を出します。
雌雄異株で、初夏に五弁の白い花を咲かせます、芳香が有ります。
葉も光沢が有って、肉厚なのは、「マサキ」の葉に似ています。
名前の由来は、昔、魔除けの為に扉に飾ったので、“扉の木” と称したのが「トベラ」になった由
トベラ科、トベラ属、常緑低木、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Pittosporum tobira
英名 Japanese chesewood、別名 「トビラノキ」、「トビラギ」
他に、赤い種子には、時期を逸してますが、同じニシキギ科の「ツリバナ」、「マユミ」、「ニシキギ」が有ります。
「ツリバナ」(吊り花)Enonymus 0xyphyllus の赤い種子
「マユミ」(真弓) Enonymus hamiltonianus の種子
ニシキギ」(錦木)Enonymus alatus の種子
「マサキ」以外は、ニシキギ属で 学名が Enonymus になります。
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