「寒梅」で早咲き種の「カンコウバイ」(寒紅梅」が見頃になりました、例年より少し早い開花です。
一重の「白梅」の清楚さに比べて、八重なので、チョット “重い” 感じがしますが、妖艶さでは負けないようです。
「ウメ」(梅)は、バラ科、サクラ属、中国原産、耐寒性落葉高木、別名 「カンコウ」(寒紅)
学名 Prunus mume ´Kankou`
次は、“沖縄の桜” 「カンヒザクラ」(寒緋桜)です、小輪で濃いピンクの花が下向に半開します。
花弁が5枚で、多数の雄蕊、一本の雌蘂が視られます。
正式名が「ヒカンザクラ」(緋寒桜)とのことですが、別種の「ヒガンザクラ」(彼岸桜)と名前が混同し易いので
「カンヒザクラ」(寒緋桜)の名前も併用しているとのことです。
バラ科、サクラ属、中国、台湾原産、落葉小高木、学名 Prunus cerasoides var.campanulata
英名 Taiwan cherry 、別名 「ガンジツザクラ」(元日桜)、「タイワンザクラ」(台湾桜)
花が少ない冬に、「ギョリュウバイ」(魚柳梅、御柳梅)の花が鮮やかな色を添えます。
花は、桃、赤、白色、一重、八重咲きが有り、実は、球形で、熟すと炸裂して種子を散布します。
名前の<ギョリュウ>は、葉が、ギョリュウ科の樹木「ギョリュウ」(御柳)の葉に似て
花は、バラ科の「梅」に似ている故の命名とか、「ギョリュウ」の葉は、細長く先端が尖った小さな硬い葉です。
フトモモ科、ギョリュウバイ属、半耐寒性常緑低木、オーストラリア、ニュージーランド原産
学名 Leptospermum scoparium、英名 Manuka、 Tea tree
別名「レプトスペルマム」、「ティーツリー」、「ショウコウバイ」(松紅梅)