今日は、「タンキリ マメ」<痰切豆>の豆果の赤い莢と漆黒の種子です。
<「タンキリマメ / 痰切り豆」>
総状花序を出して、10数個の蝶型の花を咲かせます、花色は、淡い黄色でマメ科特有の形をしています。
葉は、3出複葉で、小葉は、厚みが有ります、葉脈が目立つ葉で、「クズ」(葛)の葉に似ています。
萼には、褐色の毛が生えています。
花が終わると、漆黒の種子が2個入った豆果ができます、鞘には、毛が密生します、赤紫色に熟して裂けますが
種子は、暫く鞘に着いて離れないのも面白いものです。
似たものに、「トキリマメ」(吐切り豆)が、有りますが、葉の形の違いで区別出来ます。
種子に痰を切る薬効が有るのでこの名前が付いたとか
マメ科、タンキリマメ属、蔓性多年草、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布、学名 Rhynchosia volubilis
別名「キツネマメ」、「ウイロウマメ」
赤く色着いた鞘の中に2個の種が入っているのが分かります。
下図は、花です、マメ科特有の蝶型の花です。