“早春の花” 「ジンチョウゲ」(沈丁花)Daphne odora が、開花の準備をしています。
間も無く、花が開きます、香りが周りを包みます。
仲間のヨーロッパ原産の「洋種沈丁花」(「メゼレオン」(Daphne mezereum/Mezereon)は、咲き始めています。
中国原産の「沈丁花」とは、雰囲気が違いますが、下図の様な「沈丁花」を見付けました。
葉が無くて、花が立ち上がる様子は、「メゼレオン」に似ています、学名に 同 じが付きます。
<「メゼレオン」(「ダフネ メゼレウム」)>
葉が着く前に、赤紫色の花を咲かせます、芳香が有ります。
此の早春の花は、春の歌によく出てきます。
ジンチョウゲ科、ジンチョウゲ属、耐寒性常緑低木、西アジア、ヨーロッパ原産、学名 Daphne mezereum
英名 Mezereon、Paradise plant、別名「セイヨウオニシバリ」、「ヨウシュジンチョウゲ」
次は、“早春の花” と言うより “咲き残っている花” の「ヘーベ」(Hebe Hybrids)を挙げてみました。
珍しくも 露地で咲いています、「ヘーベ」の開花期は、種、品種に依って違うようですが
春、夏、秋頃が一般的のようです、下図は、葉が、赤黒く変色しているので “咲き残り” だと思われます。
交配種が多く、葉の形や、枝振り、花の色と多彩です。
白い花の「ヘーベ “グリーン フラッシュ”」がよく知られています。
総状花序に 紅紫、白、ピンク色の花を咲かせます、葉は、十字対生、花冠は、4裂して、2本の雄蕊が突き出ます。
ゴマノハグサ科、ヘーベ属、常緑低木、ニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア原産、英名 Hebe
別名「トラノオオキ」(虎の尾の木)
「ラミウム・マクラーツム ´ビーコンシルバー`」(Lamium maculatum ´Beacon´s Silver) の
銀白色の葉の斑模様とのコントラストが綺麗でした。
初夏の頃に咲いた花と葉ですが、確かに勢いが有ります。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
他に、早春の花として昨年載せた記事を再度載せました、>続きを読む>から入ってご覧ください。
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