今年も花束の<添え木>、フラワーアレンジメント等に利用する「ナギイカダ」(梛筏)の ”葉” に可憐な花が咲きました。
<「ナギイカダ」>
小さな小さな(花径6ミリ、花筒3ミリ位)な薄緑色の花です。
夏が、花期ですが、周年、視ることができます、赤い果実が、冬に着きますので花と果実を一緒に視ることができます。
赤い果実と濃い緑の葉(枝)のコントラストが、愉しめます。
一見、葉から花が咲いたように見えますが、葉ではなく、枝が変化したものとのこと。(名称=葉状枝)
本当の葉は、枝の根元の方に着く小さい鱗状で、目に付きに難い ”葉” です、秋には、級状の赤い実を着けます。
長期間、萎れないので、一緒に添えられた花が、終わった後も濃い緑色の "葉" を愉しむことが、出来ます。
「ナギイカダ」の名前の由来は、「ハナイカダ」に似て、葉の葉の中央部に花を咲かせ、葉が、「ナギ」の葉に似てるからとか
「ナギイカダ」は、葉の様な枝に花を咲かせるのに対して、「ハナイカダ」は、花柄が、葉の中央脈に合着したものとの違いが
スズラン亜科、ナギイカダ属、地中海沿岸原産、常緑小低木、雌雄異株、学名 Ruscus aculeatus
英名 bucyer's broom ” 肉屋の箒” 、kneeholy 別名「ルクサス・アクレアツス」
尚、仲間には、似た花を咲かせる「ルクサス・ヒポロッスム」Ruscus hypoglossum 等も
実を結ぶ冬場には、花と休憩で艶やかな果実を同時に視ることができます。
記事に載せた花、果実は、花束の添木になった
ものに咲いていた花ですが、其の後も、偶に、生花店で買った花束の添え木に咲いてるのを視ます。
添え木ではなく、樹木として育てるには、ネットショッピングで、苗木を購入するのが
良いと思います、数社で販売しています。
御訪問、有り難うございました。