花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋、色付く

2019-10-15 | 植物 花

「ウリ」(瓜)の名前が、”カラスウリ” と ”スズメウリ” なので、サイズの違いからかと思っていましたが

実は、「カラスウリ」(烏瓜)は、烏が好んで食べるから此の名前になったとのこと

同じ様に、「スズメウリ」(雀瓜)は、雀が好んで食べるからとなるのですが

雀は、此の果実を好んで食べることはないので

「スズメウリ」の名前の由来は何でしょうか、矢張りサイズの大小からかと、勝手に判断しておきます。 

 

「スズメウリ」(径約2cm)

「カラスウリ」(径約20cm)

 

「カンレンボク」の実が、黄色に色着いてきました。

<「カンレンボク」(旱蓮木)>

黄色や黄緑色の集合果が、バナナの房の様に撓わに垂れ下がります。

「ハンカチノキ」の仲間なので、葉の形や大きさが似ています、大きな葉です。

夏に、球形花序に小さな花が密生させます、最初は、雄蘂が目立ちますが、雄蘂が落ちた後に雌蘂が大きくなります。

「バナナ」の様な実を沢山着けるので、中国では、縁起の良い樹木として「喜樹」の名前が着いています。

「バナナ」程ではないのですが、ホンノリ甘い味がします。

オオギリ科、カンレンボク属、落葉低木、中国雲南省原産、別名「キジュ」(喜樹)

学名  Camptotheca acuminata、英名  Happy tree、Cancer tree(*)Tree of life

(*)Cancer tree の名前は、果実や根に抗癌作用の物質が含まれていて

抗癌剤の原料になるからとか、現在も研究が、続けられている由。



7~8月頃に球状花序に小さな花を多数咲かせます。

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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