「ウリ」(瓜)の名前が、”カラスウリ” と ”スズメウリ” なので、サイズの違いからかと思っていましたが
実は、「カラスウリ」(烏瓜)は、烏が好んで食べるから此の名前になったとのこと
同じ様に、「スズメウリ」(雀瓜)は、雀が好んで食べるからとなるのですが
雀は、此の果実を好んで食べることはないので
「スズメウリ」の名前の由来は何でしょうか、矢張りサイズの大小からかと、勝手に判断しておきます。
「スズメウリ」(径約2cm)
「カラスウリ」(径約20cm)
「カンレンボク」の実が、黄色に色着いてきました。
<「カンレンボク」(旱蓮木)>
黄色や黄緑色の集合果が、バナナの房の様に撓わに垂れ下がります。
「ハンカチノキ」の仲間なので、葉の形や大きさが似ています、大きな葉です。
夏に、球形花序に小さな花が密生させます、最初は、雄蘂が目立ちますが、雄蘂が落ちた後に雌蘂が大きくなります。
「バナナ」の様な実を沢山着けるので、中国では、縁起の良い樹木として「喜樹」の名前が着いています。
「バナナ」程ではないのですが、ホンノリ甘い味がします。
オオギリ科、カンレンボク属、落葉低木、中国雲南省原産、別名「キジュ」(喜樹)
学名 Camptotheca acuminata、英名 Happy tree、Cancer tree(*)、Tree of life
(*)Cancer tree の名前は、果実や根に抗癌作用の物質が含まれていて
抗癌剤の原料になるからとか、現在も研究が、続けられている由。
7~8月頃に球状花序に小さな花を多数咲かせます。
<各画像は、クリックで拡大表示します>