花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

ブルーが冴える(1)

2018-06-05 | 植物 花

モクレン科の「タイサンボク」(泰山木)Magnolia grandiflora

「オオヤマレンゲ」(大山蓮華)M.sieboldii の白くて大きな花が、咲いています。


”ブルーの色が冴える”  花、「ベロニカ `オックスフォードブル-`」、

「カンパニュラ ポシャルスキアナ`アルペンブルー」を挙げてみました。

 

<「ベロニカ`オックスフォードブルー`」>

多数の品種が有る「ベロニカ」Veronica ですが、今日は、ブルーの花色が

鮮やかな園芸種「ベロニカ`オックスフォードブルー`」にしました。

濃いブルー(基部は白色)の花が、上向きに咲きます、花径が1cm位の小さな花です。

<p >二本の雄蘂が角の様に突出ます、這性なのでグランドカバーとして重宝されています。

一見、「オオイヌノフグリ」の花に似ています。

`オックスフォードブルー`の名前は、オックスフォード大学のスクールカラー(ブルー)からとか

亦、別名に、「ベロニカ`ジョージアブルー`」の名前が付いていますが

此の花の属<ペドウンクラリス属>の分布地が、ジョージア(旧グルジア)だからとか

相撲の大関<栃の心>の出身地ですね

秋には、緑色の葉が銅葉に変化するのも見応えが有ります。

他に多く植栽されている青色の花の品種には、立性の「ベロニカ・オルナータ」(トウテイラン)V.ornate

「ベロニカ・ロンギフォリア」(セイヨウルリトラノオ)V.longifolia 等が人気です。

ゴマノハグサ科、クワガタソウ(ベロニカ)属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、

学名 Veronica peduncularis`Oxford Blue`、Veronica peduncularis`Georgia Blue`

 

 
 

今日は、他に「ベロニカ・オーストリアカ」(V.austriaca `Blue Fountain`)を挙げてみました。

立性なので、スッキリした立姿が、上に載せた「ベロニカ・オックスフォードブルー」とは

違った趣を醸し出しています、”クレーターブルー” の名前も付いている位、深みの有るブルーです。


 最後は「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」です、其の中の園芸種でブルーが、冴える

「カンパニュラ・ポシャルスキアナ`アルペンブルー`」です。

花径3cm程の星形の花で、他の「カンパニュラ」(Campanula spp.)の花とは、違った印象です。

Campanula は、ラテン語で<小さな鐘>を意味するとのことですが

此の花は、星形なので、他の「カンパニュラ」とは、花の形が、違います。

キキョウ科、ホタルブクロ属、多年草、バルカン諸国原産

学名 Campanula poscharskyana cv.Alpen Blue、英名 Serbian bellflower

別名「ホシギキョウ」(星桔梗)



他の画像は、gif にしましたので御覧下さい。

 

「カンパニュラ」とは、キキョウ科、ホタルブクロ属の総称なので、多くの種類が有ります。

代表的なものには、・「カンパニュラ・フラギリス」(カンパニュラ ‘ジューンベル‘)C.fragilis

・「カンパニュラ・グロメラータ」(リンドウザキカンパニュラ)C.glomerata

・「カンパニュラ・プンクタータ」(ホタルブクロ)C.punktata

・「カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ」(オトメギキョウ)C.portenschlagiana

・「カンパニュラ・メディウム」(フウリンソウ)C.medium

・「カンパニュラ・ラプンクロイデス」C.rapunculoides 等々です。

 

因みに下図は、「カンパニュラ・グロメラータ」(リンドウザキカンパニュラ)Campanula glomerata

下図は、「カンパンユラ・プンクタータ」(ホタルブクロ)C.punktata

下図は、「カンパニュラ・メディウム」(フウリンソウ)C.medium

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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