モクレン科の「タイサンボク」(泰山木)Magnolia grandiflora
「オオヤマレンゲ」(大山蓮華)M.sieboldii の白くて大きな花が、咲いています。
”ブルーの色が冴える” 花、「ベロニカ `オックスフォードブル-`」、
「カンパニュラ ポシャルスキアナ`アルペンブルー」を挙げてみました。
<「ベロニカ`オックスフォードブルー`」>
多数の品種が有る「ベロニカ」Veronica ですが、今日は、ブルーの花色が
鮮やかな園芸種「ベロニカ`オックスフォードブルー`」にしました。
濃いブルー(基部は白色)の花が、上向きに咲きます、花径が1cm位の小さな花です。
<p >二本の雄蘂が角の様に突出ます、這性なのでグランドカバーとして重宝されています。一見、「オオイヌノフグリ」の花に似ています。
`オックスフォードブルー`の名前は、オックスフォード大学のスクールカラー(ブルー)からとか
亦、別名に、「ベロニカ`ジョージアブルー`」の名前が付いていますが
此の花の属<ペドウンクラリス属>の分布地が、ジョージア(旧グルジア)だからとか
相撲の大関<栃の心>の出身地ですね
秋には、緑色の葉が銅葉に変化するのも見応えが有ります。
他に多く植栽されている青色の花の品種には、立性の「ベロニカ・オルナータ」(トウテイラン)V.ornate
「ベロニカ・ロンギフォリア」(セイヨウルリトラノオ)V.longifolia 等が人気です。
ゴマノハグサ科、クワガタソウ(ベロニカ)属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、
学名 Veronica peduncularis`Oxford Blue`、Veronica peduncularis`Georgia Blue`
今日は、他に「ベロニカ・オーストリアカ」(V.austriaca `Blue Fountain`)を挙げてみました。
立性なので、スッキリした立姿が、上に載せた「ベロニカ・オックスフォードブルー」とは
違った趣を醸し出しています、”クレーターブルー” の名前も付いている位、深みの有るブルーです。
最後は「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」です、其の中の園芸種でブルーが、冴える
「カンパニュラ・ポシャルスキアナ`アルペンブルー`」です。
花径3cm程の星形の花で、他の「カンパニュラ」(Campanula spp.)の花とは、違った印象です。
Campanula は、ラテン語で<小さな鐘>を意味するとのことですが
此の花は、星形なので、他の「カンパニュラ」とは、花の形が、違います。
キキョウ科、ホタルブクロ属、多年草、バルカン諸国原産
学名 Campanula poscharskyana cv.Alpen Blue、英名 Serbian bellflower
別名「ホシギキョウ」(星桔梗)
他の画像は、gif にしましたので御覧下さい。
「カンパニュラ」とは、キキョウ科、ホタルブクロ属の総称なので、多くの種類が有ります。
代表的なものには、・「カンパニュラ・フラギリス」(カンパニュラ ‘ジューンベル‘)C.fragilis
・「カンパニュラ・グロメラータ」(リンドウザキカンパニュラ)C.glomerata
・「カンパニュラ・プンクタータ」(ホタルブクロ)C.punktata
・「カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ」(オトメギキョウ)C.portenschlagiana
・「カンパニュラ・メディウム」(フウリンソウ)C.medium
・「カンパニュラ・ラプンクロイデス」C.rapunculoides 等々です。
因みに下図は、「カンパニュラ・グロメラータ」(リンドウザキカンパニュラ)Campanula glomerata
下図は、「カンパンユラ・プンクタータ」(ホタルブクロ)C.punktata
下図は、「カンパニュラ・メディウム」(フウリンソウ)C.medium
<各画像は、クリックで拡大表示します>