花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季のマメ科の花(2)

2018-05-05 | 植物 花

花壇シリーズ(№2)

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今回のマメ科の花は、「ハリエンジュ」と「キングサリ」の花です。

<「ハリエンジュ」(針槐)>

花は、総状花序で、「藤」の花に似た蝶型の白い花を多数下垂させます。

花には、芳香が有ります、葉は、奇数羽状複葉の小葉が、互生します、街路樹や公園でとく見かけます。

「針槐」の名前は、鋭い刺が、枝に生えていて、「エンジュ(槐)」(Styphnolobium japonicum)

似ていることに由来するとか、花は、蜜源になるので、蜜蜂が、群がっています。

別名に「ニセアカシア」(偽アカシア)の名前が付いていますが、輸入当時は、間違って

「アカシア」と称されていたが、日本では「ミモザ」と称されたアカシア属の「フサアカシヤ」や

「ギンヨウアカシア」が、本当の「アカシア」と解り、区別する為に<偽>と付けた由

故に、<アカシア蜂蜜>の蜜源は、此の「ハリエンジュ」が、蜜源になります 。

此等の詳細は、以前のページ 春の色(5)に載せてますので参考に ・ ・ ・ 

マメ科、ハリエンジュ属、北アメリカ原産、落葉高木、学名 Robinia pseudoacacia

英名 False acacia、Locust tree、学名 Pseudo は、ラテン語で ”似ている” 、acacia は、”アカシア” とか

学名からも「アカシア」ではないことが解ります。

 

次のマメ科の花は、”黄金” に輝く「キングサリ」の花です。

<「キングサリ」(金鎖)>

「藤」の花の様に、総状花序を作り、鮮やかな 黄色い蝶型の花を咲かせ、其の花穂が下垂します。

楕円形の小葉は、3出複葉で、互生します。

交雑種、園芸種と品種も多い予婦です。

マメ花、キングサリ(ラブルヌム)属、耐寒性落葉小高木、ヨーロッパ原産

学名 Laburnum anagyroides、英名 Golden chain、別名「キバナフジ」(黄花藤)、「ゴールデンチェーン」

別名に「藤」の名前が、付いていますが、フジ属ではなく、花も寧、「エニシダ」に似ています。


 <各画像は、クリックで拡大表示します>


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