花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏、ノウゼンカズラ科の花(2)

2017-06-04 | 植物 花

「ゴデジア」(クラーキア)Clarkia amoenaが、咲いています、パステルカラーの彩りを愉しみます。

 最初のノウゼンカズラ科の花は、「ガーリックバイン」(ニンニクカズラ)の花です。

前回、「カレーバイン」を挙げましたので、今回は、ガーリックです、香辛料シリーズになりました。

葉を揉むと<ニンニク>の香りがします、名前の由来です、漏斗状で先端が五裂した花を10個位手鞠状に咲かせます。

花の色が、時の経過と供に、青紫色から白色と変化します。

ノウゼンカズラ科、マンソア属、常緑蔓性小低木、熱帯アメリカ原産、学名 Mansoa alliacea、英名 Garlic vine

 
 

 次は、「ピンクノウゼンカズラ」(ポドラネア)です。

 先日挙げた「パンドレア」(ソケイノウゼン)に似た花です、円錐花序で、多数の漏斗花を着けます。

淡いピンク色で、優しさを醸し出します、花冠が五裂した花弁には、赤紫色の筋が入りアクセントになります。

中国原産の「ノウゼンカズラ」とも似ていますが、属が違っています。

ノウゼンカズラ科、ポトラネア属、蔓性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Podranea ricasoliana

英名 Pink trumpet vine、別名 「ポドラネア・リカリアナ」

 
 
 

 此の時期、至る所で目にする「ノウゼンカズラ」(凌霄花)、「アメリカノウゼンカズラ」も、同科の花です。

”空(霄)をも凌ぐ” の意味で 名付けらた「ノウゼンカズラ」は、其の名前の通り

気根を出して、他の物に絡み付き空に向かって立ちのぼります。

花冠は、漏斗状で、先端が五裂します、大きな橙色の花を咲かせます。


 近縁種には、「アメリカノウゼンカズラ」Campsis radicans が有ります、「ノウゼンカズラ」より花が小さく

濃い赤色で、花筒が長く、纏まって咲く違いが有ります。

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。

№8

芽が双葉になって伸びてきました。 


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