花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

弾けるように

2017-09-17 | 植物 花

球形で小粒の「アキグミ」(秋茱萸)Elaeagnus umbellata が、熟しています。

ゴムの意味を持つ菓子 ”グミ” の様な「茱萸」です。

弾けるように「ポンポン アザミ」、「ウド」の花が、咲いています。

植物的には、何ら関係無いのですが、花の様子が似ていることと、今が盛りということで ・ ・ ・ 

「ポンポンアザミ」

運動会が、行われる季節ですが、ダンスに使用するポンポンを視て、ポンポンの名前が付いた花を載せることにしました。

「ポンポン アザミ」です、花火が、弾けたようにも見えます。

多数の長い筒状花が、揺らめいて、将にポンポンです。

茎先に数個の淡いピンク色の頭状花を咲かせます、筒状花だけなので、開くとポンポンの様な姿になるわけです。

似た花に、「ベルノニア・グラブラ」(Vernonia glabra)が有り、”モモイロハナビ(桃色花火)”、”ニオイアザミ(匂い薊)” 等の

名前で販売されていますが、花がイマイチ貧弱で、葉茎に毛が生えてない違いが有ります。

繁殖力が、旺盛なので有害植物に指定している所も有るようです。

キク科、マクロケファルム属、多年草、南アメリカ原産、学名 Campuloclinium macrocephalums

英名 Pompom weed、別名「カンプロクリニウム・マクロケファルム」、「ポンポン ウィード」


 山菜、野菜として知られる「ウド」(独活)の花も面白い花です。

茎の先端に球状の散形花序を着けて、多数の白や薄緑色の小さな花を咲かせます。

花弁5枚の両性花です、5本の雄蘂が、妙な具合に立ち上がります。

「ヤマウド」の若い芽は、春先に山菜として食用に

栽培用の「ウド」は、日光を遮断した室で、「シロウド」(白独活)として、白い茎を食用にします。

「ヤマウド」を栽培用にした「シロウド」は、茎が太く、柔らかいのが特徴です。

”独活の大木” の諺が有りますが、草丈は、精々3M位でしょうか

ウコギ科、タラノキ属、多年草、学名 Aralia cordate、日本、中国、朝鮮半島に自生、英名 Udo、Spikenard

 

 
 

秋に、「ヤマウド」が、球状の黒紫色の果実を着けます。

<追記>

以前に載せた記事には、花火の名前が付いた「センニチコウ」(千日紅)を載せました、再度載せてみました。 

下図は、「千日紅 ’ファイヤーワークス’ 」Gomphrena globsa 'Fireworks'/Globe Amaranth

一般の「千日紅」とは違って、筒状の総苞片の先端に黄色い小さな花を咲かせます。

夜空に花火の花が、咲きます。

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。

№ 17

縞模様の花弁が綺麗です、実は、少し大きくなりました。


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