暑いですね。
この暑さの中にいると、去年の南イタリアの旅を思い出してしまいます。
↑の写真は 街全体が白い「オストゥーニ」Ostuniにある
「リッカルド カッフェ」というカクテルバー。
お店の周りはご覧のように、白い階段、そして坂、坂、坂がずっと続いています。
夕方、いつのまにか並べられた青いクッションのパレード。
(決してごみ袋ではありませんよ。)
この光景に私たちはかなり驚きました。
どこまで続くのか、お店の中はどうなっているのかしら・・・
太陽が照らすと、真っ白に輝くオストゥーニの街は、私の憧れの街でした。
この前日に滞在したアルベロベッロの街に素敵なブティックがあるのですが、
ちょうどバーゲンの初日に遭遇し、私たちはついついリゾート気分の服を
衝動買いしてしまったのでした。
若くて美人のオーナーは私たちの次の滞在がオストゥーニだと知ると
この「リッカルド カッフェ」を薦めてくれたのです。
彼女の友人のお店なんだとか。
とてもいい雰囲気なのよ・・・と。
ちょうどミラノからバーリまでの飛行機の中で見た機内誌の中に
「リッカルド カッフェ」の記事を見つけていた私たちは
「そう、そこへぜひとも行ってみようと、話していたところ、絶対行く~」
また幸いにも私たちのホテルのすぐ下の道にこのリッカルド カッフェが
あったのです。
日本でなら着る勇気が少しいる買ったばかりのリゾートタイプの服を着て、
夜を待ちかねて出かけたのでした。
お店の中は洞窟のよう。でもモダン。
元は粉引き場だったという3つの部屋があります。
どこでもOKというので、奥の洞窟風のゆっくりしたスペースでくつろぎました。
盛り合わせてくれるおつまみ&サンドイッチもかなり美味。
「さあ、夜も更けたしホテルへ帰ろうか」と 外に出たとたん、
私たちはまたびっくり!
なんと石段に置かれたソファは、満員御礼の人々で埋め尽くされていました。
テーブルの上にはキャンドルが灯され、それが夜の白い街をほのかに照らし、
ロマンチックそのもの。
カップルにふさわしいけれど、家族連れも、グループもいたようで
ほっとした私たちでした。
このオープンカッフェは夏中続くのでしょうか、
少なくとも、夏の週末のオストゥーニは、夜中までお祭りのようなんですって。
お店のホームページはこちらからどうぞ。
音が出ますのでボリュームにお気をつけくださいね。