暑いですね。
気持ちだけでも涼しくなるように北イタリアの山のホテルで撮った写真をどうぞ。↑
少しひんやりした空気が伝わってきませんか?
私たちは3日間をこのホテルですごしました。
左に見える蔦のからまった建物はこちらのホテル専用の礼拝堂。
日曜日にはミサも行われるそうです。
薔薇の花や彫像に囲まれた庭はお茶やランチだけのビジターで
昼間は結構賑わっていましたが、
夜は泊まり客のみでひっそりしていました。
三日間、始めと同じテーブルで夕食をいただくのですが、
いつも一緒だったのが素敵なドイツ人ご夫妻。
私たちが到着した午後、最初にこのご夫妻に出会ったのも薔薇の庭でした。
お二人は庭にあるサウナから帰ったところでバスローブ姿、
昔の映画に出てくる俳優さんたちみたいにかっこいいのです。
笑顔で挨拶をして、
次に出会ったのは寝ぼけたすっぴんの私たちを待っていてくださった夕食時、
また映画の中?それとも夢の続きと思われるほど、
ワンピースとスーツをビシッと決めておられました。
二日目、チェントロに出かけて帰ってきた私たちが見たのは、
ホテルのプールではしゃぐお二人。
ん?出かけなかったのかな・・・
ドイツ車は確かに玄関付近に いつみてもあるけど。
そして、またご一緒の夕食。
ダンナ様は忘れたけれど、奥様は真っ白い麻のドレス、白いハイヒールでした。
しかもドレスにはしわが少しもなく、まるでおろしたてのよう。
またまた映画の世界です。
ゆっくりとワインを飲みながら、
お食事はゆっくりとたくさん召し上がるようでした。
3日間で赤ワイン1本を持て余すこちらとはえら~い違いです。
そして三日目もプールで目撃。
何日間の滞在かわかりませんが、観光に急いでいないのは確かです。
その日の夕食時はまたまた素敵なニットのスーツ、
ハイヒールもまた違ったタイプです。
ああ、こんなヴァカンスっていいなあ・・・と思いつつ
次の目的地にむかって荷造りをする私たち日本人夫婦なのでした。
旅行中はなぜか朝 早起きできる私たち。
いつもドイツ人ご夫妻より、早く朝のテーブルへ案内されます。
一日目はいくつもあるお部屋のコーナーでいただいたのですが、
二日目からは外の特等席でいただくことにしました。
それが↑のテーブル。
薔薇の庭のオープンテラスにあって、眼下にチェントロを見下ろせる
風通しのいい席です。
ここでの朝食は心が解き放たれた思いがしました。
私たちのご機嫌さを知ってか、最終日、係りのシニョーラは何も言わなくても
同じ席をセッティングしてくれました。
そこへゆっくりと、ドイツ人のダンナさまが登場、私たちと英語で挨拶したあと
近くのテーブルへ。
その手にはドイツ語の新聞が・・・
うう~ん、やっぱり 余裕やわ~。
暦の上では「残暑見舞い」にしなければならなかったのかも、ですが こう暑くてはね。
本当は「酷暑見舞い」にしたいほどですが・・・
この旅での写真はお天気が味方してくれて、
鮮やかなシーンがたくさん撮れました。
ラッキー~♪