ルッカを印象づける建物 グイニージの塔 Torre Guinigi が見えます。
屋上の木は樹齢100年位だとか、でもこの建物は14世紀のものですって。
サンフレディアーノ広場でゆっくり遅めの昼食をした私たち、
駅に帰る方向にむかって歩いているときにこの塔の前を通りました。
シエナでマンジャの塔に登ったからか、この塔はもういいかな、と
若者が列を作って登っていくのを横目で見ながら、先へ進むと
古いお屋敷が並ぶ一画に出ました。
あるレンガ造りのお屋敷の壁に取り付けられた1枚のプレートが
私たちの足を止めました。
そこには「GIAPPONE」(日本)という文字が・・・
え~つ?どういうことよ、と とりあえず写真を撮りました。
旅に出る前に、プライベートレッスンの先生から
「イタリアには何かを記念したプレートがたくさんあるから、
写真に撮ってきてみたら?」と言われていたので、今回
いろんなプレートを撮ったのですが、これは 大当たり!
辞書で調べ、先生に助けてもらってわかったことは、
この由緒ある建物で生まれたベアト・アンジェロ・オルスッチ
(1573年 5月8日生)は サン・ドメニコ修道会の宣教師として、
イタリア人で初めて日本にやってきたが、1622年9月10日 殉教者となった。
中略・・・
生誕400年を記念してルッカのコムーネがこれを設置する。
というようなことでしょうか・・・・
でも、ここを通らなければ、このAngelo Orsucciの存在も、
彼が日本に来たことも私は何も知らなかったのです。
詳しいことはネットでわかりました。
イタリア語のサイト
ですが、彼の最期は壮絶だったようです。
聖人カレンダーにも登場しているそうですよ。
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