カルミネ教会を出たところから、雨があがり青空が見えてきました。
すべてを洗い流す勢いで降っていた雨は、街を濡らし、石畳を光らせます。
しばし、サン・スピリト地区を歩いてみます。
傘で隠れていた風景が目の前にあらわれました。
街角にある面白いかたちの「水飲み場?」でしょうか。
上にはちゃんとメディチ家の紋章があるんですよね。
フィレンツェにはあちこちにこういうところがあります。
道が狭いので なかなか気がつきませんが、ここには塔(torre)があります。
見上げると、なるほど他の建物より高いのですが、近くにありすぎて
上がよく見えません。
鉄製の馬止め(昔、これに馬を繋いだそうです)の上のプレートがなければ
わからなかったと思います。
サン・スピリト地区は 職人さんの工房などがたくさんあります。
鞄やサンダルを売っている小さなお店をのぞいたり、
アンティークのお店のショーウィンドウをながめたりしながら歩いていると
一軒のお店に引き寄せられました。
そこには TAGLIA E CUCI (サイズと縫い物)?寸法直しってことかな。
のお店が・・・
RIPARAZIONE ABITI IN STOFFA E PELLE
(生地と皮で 服の修繕)と書いてあるお店の中には・・・
一人の若い女性が昔ながらのミシンで作業中でした。
そして そのお店のお住まいの方かもしれないドアには
最近女の子が生まれた印のピンクのリボン。
私がそのお店に引き寄せられたのは、
もしかしたらその赤ちゃんのお母さんかもしれない女性と、
お裁縫が得意でウェブショップを最近始めた Auroraさんとが
ふっと重なって見えたからだと思います。
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ワンクリックのご協力ありがとうございます。
フィレンツェで、私のことを思い出していただけたなんて、すごく嬉しいです♪ありがとうございます♥♥♥
TAGLIA E CUCI いいお店ですね。自分の好みの服を買ってサイズを直しながら着る、って素敵なことですよね。ユ○クロもお手軽で手放しがたいですが・・・(笑)
自分で作れるauroraさんがうらやましいです。
私の注文のエコバック楽しみにしてますよ~