ミニバスの発着するレップブリカ広場から、ホテルとは反対側の坂道が
ラファエッロ通り Via Raffaello。
わ~お、スーツケースを引っ張って行くのが、こっちの坂道でなくてよかった!
とにかくすごい坂道です。
その名が示すとおり、このラファエッロ通りをしばらく上がると
左手に彼の生家 Casa Natale di Raffaello があります。
↑ 旗があるところが入り口。
ちょっとこじんまりしていますが、中は結構広いんです。
(まあ、日本人の感覚でですが・・・)
↑ 見学は中庭のあるところから。
↑ この家は15世紀のもの。
↑ 古いガラス窓から見えるのは坂のお向かいの家。
私のお気に入りの一枚。
ラファエッロも見ただろうウルビーノの空があります。
↑ そして画家の生まれた部屋に画家自身が描いたフレスコ画がこれ。
「聖母子像」。ラファエッロの若き日の作品です。
ラファエッロの数ある聖母子像の原点となるこの小さなフレスコ画。
私には安心して眠る幼子と子守唄を歌うお母さんに見えました。
ウルビーノは良い町だけど、この坂道がたまにきず。
でもって、忘れられない坂道ね…
「思い出の坂道」と名づけましょうか?
ああ、あのことがあったのはあの辺りだったか?と改めてみてみると・・・
けっこう、その辺というか近いんちゃう?
あのときは1キロくらい先に思えたものでしたが。
内部は意外に中は広いんですよね~
こうして見るとウルビーノ、セピア色の町ですね。
町の風景を拝見すると、無性に恋しくなります。
ウルビーノには華やかな色が似合わないかも。どこへ行っても石とレンガ造りのものばかり。
その中にハッとするような赤い花を見つけたり、夕陽に輝く家々があったり。
一年前のことなのに懐かしいなあ。
ラファエッロの家では、確か撮影OKだったような・・・皆さんバチバチ撮っていらっしゃいましたが。
私はほとんどフラッシュなしのミュージアム設定。新しい(前より)デジカメに感謝!