ブックショップで買ったガイドブックを見ながら、
見逃していたものを辿っていく・・・
このとき、一人で美術館めぐりも楽しいわ~と思ったのでした。
好きなものを好きなだけ観られるってこういうことだったのかと・・・
中庭には、古代ローマ時代の館に見られたニンフェウムという噴水のある
建物があります。
バルコニーから覗いてみると、ご覧のような景色。
その中ほどの階に、ガイドブックにあってどこにも展示されていない「アポロ像」
の看板を見つけました。
近づいてみると「RESTAURO」 修復中 とあります。
な~んだ、観られないのかと思っていたら、薄暗い部屋の中から声がかかりました。
そこには、まさに修復中の「アポロ」がいました。
修復に使う道具がちらかっているガラス張りの部屋には、つぎはぎだらけの
思ったより大きい(部屋が小さいのもあるかと)アポロがこっちを向いています。
「見てください」と声をかけてくれたのは修復師の人でしょうか?
お仕事中のようでした。
ほんとに間近で見ると迫力があります。
ガイドブックのおかげで、専用のガイドさんがいるようでした。
満足・・・
でも、またボルゲーゼ美術館にむかって戻らなければなりません。
元来た道を急ぎ足で帰ります。
帰りはなぜか余裕が出てきて、周りの景色を遠くまで楽しめるようになっています。
国立近代美術館を通りすぎ、、反対側に公園があるのをみつけました。
ちょっと行ってみよう~
幅の広い階段を上がっていくと、公園はまだまだ奥に続いているようす。
これは無理だな、時間がないわ。
きれいな噴水のところまでであきらめ、ボルゲーゼに戻ったのでした。
この公園はストロール・フェルン公園。
その先はピンチョの丘へと続くようです。
ああ、ローマは広いなあ。
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