あのマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏が今夏、目黒にある寄生虫館を訪れ話題になっている旨のニュースが流れていた。彼は、8月に旭日大綬章の受章のため来日し。この博物館に立ち寄ったもので、人間に感染する寄生虫の展示に興味を持ち、「世界一長いとされるサナダムシを見た」などとツイッターに投稿し、世界中に話題を振りまいた。それがきっかけで、博物館のHPへのアクセス数が跳ね上がり、寄附も急増しているとのことである。
この寄生虫館には、定年後しばらく東京フリーガイドでボランティアガイドをやっていた時、ゲストの要望で一度訪れたことがある。目黒駅から徒歩12分位のところにあるが、特殊感満載なので、行ったことがある人は少ないかとも思う。それでもマニアックな人達には人気があるようで、その時世界でも知られていることを初めて知った。イスラエル人であったような気がするが、博物館見学の後、我が家にも遊びに来た。ボランティアガイドを通じての面白い国際交流である。この世界一長い寄生虫も展示の目玉なのでしっかりと見た記憶がある。コロナ禍で入場者数も減っていたようであるが、これをきっかけに入場者数も増えているようなので、結構なことである。入場無料なので、一度訪れてみてはどうでしょうか?
写真は、8.8mのサナダムシとビル・ゲイツ氏
読売新聞オンライン記事(9/17): https://www.yomiuri.co.jp/science/20220917-OYT1T50027/
目黒寄生虫館のHP: https://www.kiseichu.org/