タイ旅行のため、延期していた体幹部CT検査を先日受け、2日に検査結果がわかった。体重減少や下腹部の不調が気になり、CT検査を受けたものであるが、病院に行く日の朝、トイレにある「相田みつを」の日めくりカレンダーのフックが壊れ、「つまづいたっていいじゃないか人間だもの」の文字が目に飛びこんできた。日めくりで一番好きなのは、6日の「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」であるが、まさに2日の言葉には、嫌な予感がよぎった。
このCT検査を受けたのは、初めてであったが、造影剤を入れての検査なので、かなり詳しくわかるとのことで、何らかの問題を指摘される覚悟はできていた。出かける前につまづきの予感もあったので、不安を抱えたまま出かけた。本来は自転車で行くところだが、当日はあいにくの小雨模様であったので、やむを得ず、久し振りに電車を利用した。一番深刻な部位の異常を心配していたが、そこの異常は認められないとの説明にひとまずホッとした。この検査ですべてがわかるわけではないので、体調不良がそこそこ続く限り、要経過観察である。
この夏にはスポーツをやっていて熱中症のような症状を何回か経験した。体温は平熱なのに、おでこを触ると熱く感じたり、頭がボーとしたり、体重が減ったり心配事は続いている。この年になるといろいろガタが来るので、やむを得ないかも知れないが、何とか出来る限り健康寿命をのばしたいところである。最近読んだ和田秀樹さんの「80歳の壁」を実践しようと考えているが、病気に対しては「闘病」より「共病」を選択したい。