千葉県浦安市の東京ベイ東急ホテルは、日本航空とコラボしたコンセプトルーム「ウイングルーム」をリニューアルし、5月27日から販売を開始したという旨のニュースがテレビで紹介されていた。「ウイングルーム」は、JALで実際に使用されていた機内シート、窓枠パネルを室内に設置するなど、「空の旅を楽しみを味わうことができるホテルの客室」をコンセプトに、2022年4月より1年間提供していたが、今般、新たに退役したボーイング777-200のファーストクラスシートへの変更や機内食「BISTRO de SKY」を提供するなど、さらに空の旅を客室で楽しめるように、パワーアップしたという。
このコンセプトルームは、退役した旅客機で実際に使用されていたパーツなどを部屋のインテリアをして各所に設置しているのが特徴で、これは初代、そして今回公開されたリニューアル後の「ウイングルーム」でも変わらないという。 その一方で、リニューアルで大きく変わった部分もあり、そのポイントは「親子で楽しむために未就学児向けのサービス拡充」「フォトジェニックであること」「ホンモノを心ゆくまで独り占めできること」である上、「さまざまな趣味・嗜好をもった方が、思い思いの楽しみ方をしていただけるコンセプトルームとなっているという。そのようなリニューアル後の「ウイングルーム」は、視覚・触覚以外にも、味覚、聴覚、嗅覚など5感で楽しめる内容となっているとのことである。
新たな「ウイングルーム」の目玉設備は、JAL国内線で実際に使用されていたファーストクラスシート。これは、国内で解体されたボーイング777-200「JA772J」で搭載されていたもので、その下に敷かれているカーペットもJAL国内線仕様機のもので、そこに一部、飛行機の形状に型どられた国内線ファーストクラスのカーペットが重ねられているという。こんな飛行機ファンにはたまらないホテルの部屋があることを初めて知ったが、なかなかいいアイデアで
人気が出そうである。部屋の紹介は下記の記事に詳しく出ているので、参照してください。
Fly Teamによる紹介記事(5/26): https://flyteam.jp/news/article/139024