1月29日に医療費控除の確定申告に税務署に行ってきました。本来、確定申告期間は、2月16日~3月15日であるが、医療費控除の申請だけなら、1月から可能であるので、書類が整い次第、毎年1月下旬~2月上旬に手続きに出かけている。今回、国民健康保険料の書類が未着であったが、支払い済み額を電話で確認できたので、書類なしで、混雑を避けるべく、早々と29日に税務署に出向いた。午後3時半頃に行ったが、ほとんど待ち時間がなかったのはラッキーであった。
もはや、昔あったパソコン入力による申告は中止されており、スマホによるマイナンバーカードを利用した手続きとなった。マイナカードは嫌いだが、あれば手続きが簡単と言われ、やむを得ずそうした。スマホの操作は不慣れなので、不安があったが、係員の助けを借りて、約1時間ちょっとかかり手続きを終えた。収入所得、社会保険(健康保険)控除、生命保険控除、医療費控除等入力する項目が多く、とても一人ではすべてを入力することは困難といえる。自宅でe-Taxで申告できるという案内もあるが、まず年寄りには無理である。入力は係員が一人つきっきりとなるので、マンパワー上はきわめて非効率といえる。
今後はスマホを持たない人は、確定申告を行うことができなくなるようである。年寄世代は、スマホを持たない人やマイナカード持たない人も少なくないので、スマホによる申告を原則とすることは極めて疑問である。申告書類は、スマホにデータが保存されるだけである。年寄世代は医療費がかさむので、医療費控除の申告は欠かせないが、申告手続方法が難しいので、断念している人も少なくないと感じる。むしろ、意図的に断念させている感もある。2024年は、40万円を超す医療費があったので、還付金は14万円を超え、大きなお年玉となった。自民党議員の多くが堂々と税金逃れをしている様を見るに、ささやかな抵抗であるが、まさにやらなきゃ損するだけである。