浪漫飛行への誘(いざな)い

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「ペニー・レイン」と黒人問題

2020年06月15日 15時31分01秒 | ニュース

ビートルズゆかりの「ペニー・レイン」の表示板がスプレー塗料で汚されるというニュースを聞いてビックリした。米国での白人警官による黒人暴行死事件後の反人種差別デモに乗じた行為とみられる。通りの名称が18世紀の奴隷商人ジェームズ・ペニーにちなむという情報があるかららしいが、かってあった橋の通行料が1ペニーだったからという説もあり、真偽は不明であるという。それにしても、短絡的な行為であるが、いかに黒人問題が根深いかを示しているといえる。

「黒人」という言葉は、個人的には、差別用語ではないかと感じるが、実際は、差別用語ではないという。肌の色だけで、白人とか黒人とか黄人とかを使うのは、避けるべきではないかと思うが、マスコミでもごく普通に「黒人」という用語を使うので、違和感を感じていたが、このような問題が発生してくると疑問が沸いてくる。

英国リヴァプールにある「ペニー・レイン」を訪れたのは、ちょうど10年前の2010年6月のことであった。ビートルズの曲が有名であったので、音楽を聴きながら、じっくり通りを散策した。歌詞にも出てくる理髪店もあるので、覗きに出かけ、ヘアカットこそしなかったが、親切にもヘアカット証明書を発行してくれた。理髪店の前にあるレストランで、ビートルズグッズに囲まれながら、落ち着いたランチをとることもできた。そんな雰囲気のある通りだったので、ペンキで看板が落書きされたということを聞いて残念な気持ちとなった。リヴァプールは、街全体が世界遺産として登録されていることもあり、ビートルズファンならずとも一度は訪れてみたい街である。

ペニー・レイン: https://youtu.be/S-rB0pHI9fU


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