6月20日のTBS世界遺産は、カナダのリドー運河を紹介していた。リドー運河は、カナダの首都オタワから五大湖の一つ、オンタリオ湖畔のキングストンを結ぶ全長202㎞にわたり、自然の川と湖を巧みにつなぎ、190年前に完成した北米最古の運河で世界遺産に登録されている。
もともとは軍事目的で建設されたものであるが、今でも現役で、作られた当時のままに、モーターやポンプなどの動力は使わず、水門の開閉は人力で行われている。全部で、運河に沿って47もの水門があるようである。高さ25mの丘を船で越えるために作られた「水の階段」オタワロックなど見どころも多いが、実際に行ったことがあるのは、オタワにある運河のスタート地点だけだが、カナダ遊学中の2008年9月だったので、あれからもう13年が経つ。同じくオンタリオ湖畔にあるトロントやナイアガラ瀑布、「赤毛のアン」で有名なプリンスエドワード島に旅した時にオタワにも立ち寄ったものである。
ゆっくりした船旅はとてもできないので、この手の番組は、実際に旅した気分にさせてくれるので大変ありがたい。雄大なカナダの大自然を空中からの美しい映像で楽しむことができるのが魅力的である。今や、コロナ禍で海外旅行ができないので、この世界遺産の番組はいつも楽しみに見させてもらっている。カナダの大自然は大変魅力的なので、コロナ禍明けには、是非もう一度訪れてみたいところである。
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