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コロナセンター試験に悪戦苦闘

2020年04月20日 15時17分06秒 | ニュース

今、世界の200か国あまりが新型コロナウイルスという大学センター試験、昔で言えば、共通一次試験を受けており、どの国も悪戦苦闘中である。問題は共通で「新型コロナをどう克服するか?」である。この問題は初出題なので、用意された正解はない。受験のタイミングも少しずつずれているので、カンニングもOK、参考書・パソコンも持ち込みもOK。

中国・韓国・ドイツあたりは、合格に向けて着々と問題を解きつつあるが、イタリア、スペインをはじめとするヨーロッパ諸国はいろいろやっているが、なかなか正解に辿りついていない。日本は、試行錯誤状態で当落線上にある。世界の冠たるアメリカは、自由主義が裏目に出たのか、感染者数、死亡者数も世界一となっている。

試験官を務めるWHOは、えこひいきをする癖があるので、中国に有利に働いた感があるが、それも中国の日頃のロビー活動悪く言えば買収活動のおかげである。韓国も2015年にMERSで似たような問題を解いた経験があるので、今回は、その時の失敗の反省を基に、問題を解いたようで、現時点では、合格の印が押されつつある。

日本は、感染防止対策の実務的経験が少なく、後手後手の解答探り状態となっている。また、トップリーダーが先頭にたって陣頭指揮を取ることもなく、一度書いた解答をすぐに書き換えたりして、右往左往している。アメリカも、悲劇的にも、自分ファーストのリーダーを持ってしまったので、ここに来て大統領選挙の自縛から、経済活動早期再開というような動きまで出ていて、正解からは大分遠ざかっている。

アメリカの感染拡大が底なしとなるのも心配だが、アフリカ諸国に蔓延することも大変危惧される。アフリカ諸国は、もともと衛生面の基礎学力を有していないので、正解に辿りつくのは大変なことである。

各国とも人の命を守り、感染を防止する一方、経済的危機を乗り越えるという共通の難問題に悪銭苦闘しているが、正解を求めるアプローチは、ばらばらで、連帯感はあまり感じられない。カンニングは認められているので、他国から情報を収集したり、もっと連携することも必要であろう。早く、難問の正解を見つけ、全員が合格できるようになることを祈るのみである。

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