11月からNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を見始めて、久しぶりに英語に接する機会を持つようになった。英語の勉強は、中学時代から始まっているが、中学から高校にかけて、コニー・フランシス、ニール・セダカはじめいろいろな歌手の英語での歌が日本でも流行っていた。女性では、ザ・ピ-ナッツ、弘田三枝子、伊東ゆかり、森山加代子、男性では、坂本九、飯田久彦、平尾昌晃等の日本の歌手も、同じ曲を日本語でカバーし、当時の音楽界を席巻していた。
当時はほとんど意識していなかったが、オリジナルの曲名とカバー曲名が全然違っている曲も少なくない。例えば、”Someone Else’s Boy”が「夢のデイト」、”Too Many Rules”が「大人になりたい」、”Like I Do”が「レモンのキッス」とかどちらかというと日本語の曲名の方が記憶に残っており、馴染み深い。
当時は、英語の歌を聴く機会も多かったが、歌詞の内容をよく理解せずに何となく聴いていたものである。テレビも普及し、日本語でのカバー曲の流行と相まって、メロディがつい口ずさんで出てくるほど親しみを覚えた曲が多数ある。1959年~1964年頃までの5年間くらいに流行った曲がほとんどであったが、今では、オールディーズと呼ばれているようである。
英語の歌詞をしっかり学習することはなかったが、間違いなく、英語のリスニングの勉強に役立っていたと思われる。歌詞を何となく覚えているところもあるが、今、実際の歌詞の英語を見るといかにいい加減に聴いていたかがよくわかる。当時は、英語の歌詞などまず見ることはなかったので、今、見ると大変新鮮である。歌詞を見ながら、曲を聴けば、リスニングの学習には最適である。あまり難しい単語は使われていないが、ネイテイブの発音はなかなか聴き取れないは癪である。何度聴いてもよく聴き取れないので、英語のリスニングの難しさを痛感する。難しいけれど歌から覚える英語は身につきやすいとも言える。
今回、当時の女性歌手のオールディーズの曲から20曲を選び、字幕で歌詞をつけてみた。1曲1分程度ではあるが、歌詞を見ながら曲を聴くことができるので、大変英語の勉強になる。当時の歌手の英語の発音は明瞭で、比較的聴きとりやすいが、言葉がリエゾンするところも多く、正確に聴き取るには程遠い感がある。若い時に音楽や映画やTVドラマを活用した英語の勉強をしておけば、もっとリスニング力がついたのにと後悔している。今回、デュエット曲とフランス語の曲も入れたが、次回は、男性歌手のオールディーズ(20選)を作ってみようと考えている。
懐かしのオールディーズ(20選)女性歌手: https://youtu.be/LMDKngo3Hf8
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