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透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

戦火逃れ密林に40年

2013-08-12 20:37:50 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温19.5℃、最高気温27.9℃。

今日の北海道新聞夕刊に上記の記事が掲載されていた。ベトナムでの出来事で、地上6メートルの木の上に作った小屋で暮らしていたという。1970年代初め、米軍による爆撃で妻と息子二人は亡くなり、生き残った父子が密林に逃げ込んだという。 7日に発見された際に、父親は自力で歩けないほどに衰弱し、息子は人だかりを怖がり、他人とは話さないと地元当局者は話したという。40年という歳月はこの父子にとって何だったのだろう。

日本でも沖縄戦の激戦地となった伊江島で、終戦を知らずに2年間をガジュマルの木で暮らした二人の日本兵がいたという。この実話を基に井上ひさし氏が戯曲を執筆しようとするが、構想半ばで逝ってしまわれた。その意思を汲んだ親しい方たちの手で「木の上の軍隊」という戯曲が完成し、今年4月5日から東京を皮切りに上演されているという。これは先日、NHKで放映されていて初めて知ったのだったが・・・・・・。

お盆と終戦の日が今年も廻ってくる。

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