モチノキ科 ソヨゴ
今迄の経験から言ってモチノキ科の実は美味くないものが多いのですがその中でもトップクラスではないかと思うのです。
雌雄異株ですからこの雄花のこの木には実が付きません、と書いているうちに気が付きました。雌花を写していない事に。遺憾!!
ニガキ科 ニワウルシ
最近特に目に付くのですが何処にでも入り込んで蔓延っています。こちらも雌雄異株で雄株しか写していない。柑橘系の花の香りに似た匂いがするのです。
結構な甲虫やミツバチたちが吸蜜に来ていました。
ミツバウツギ科 ゴンズイ
よく引き合いに出されるのは魚のゴンズイですが木肌がそれに似ているからこの名前になったと言う事です。魚釣りが好きな私から見ると似てないでしょう??と思うのですが。
こちらは花ですが雌雄異株ではないのでちゃんと雄蕊と雌蕊が付いています。
秋に一寸面白い赤い外皮に包まれた真っ黒な実が外皮の端の方にくっついて目立ちます。
ハイノキ科 サワフタギ
今迄気づかなかったのですが、シデコブシの丘に3m程のこの木が有るのです。花の時期に出掛けたので気が付きました。これが有るのならシロシタホタルガも居るのではと思ったのですがこの木にはついていませんでした。
ハイノキ科独特の花の付方ですね。ほんのり甘い香りもしていました。
マダラガ科 ホタルガ幼虫
少し離れたヒサカキの葉の上に1頭だけホタルガの幼虫が?久しぶりに出会いました。
以前は結構目にしたのですがここ数年まったくと言っていい程見かけなくなりました。何が原因なんでしょうね?
シロシタホタルガ
ちなみにこちらは御嵩の森に居たシロシタホタルガの幼虫です。
此処ではやはりサワフタギの葉を食べていました。
マドガ科 マドガ
小さな体であちこち飛び交いながら花の蜜を吸っています。
ヤマトカギバガ
特徴あるこのスタイルだと探すときも割とヒットするので楽ですが余り難しそうな蛾は見ない事にしています。
カギバガ科 ウスギヌカギバ
これも特徴的ですね。鳥の糞に擬態しているのでしょうか?
出会うのも稀です。ブナ科のアラカシやコナラを食草としているようなので、この辺りで頻繁に出会っても良いのですが、昼間だから出会えないのかな?
ヒトリガ科 キシタホソバ
地衣類を食べているようですが幼虫はお目にかかったことが無いです。
タテハチョウ科 ヒカゲチョウ
ヒラヒラと飛んでいき地上に降りるチョウです。翅を広げて止まることが無いと思っているのですが、過去に蛹から飼っていて羽化したときに初めて表の柄を見たものです。以来見た事が無いです。
キリギリス科 ヤブキリ幼虫
子供の頃これの成虫やキリギリスの成虫を素手で捕まえ良く手を噛まれたことが有ります。皮膚が切られ血が出るのです。
それでもペロッと舐めて終わりでしたね・・・今でこそバンドエイドなどと言う絆創膏が有るから簡単ですけど、当時はそんな便利な物は有りませんでしたからね!(^^)!
ワカバグモ♂
何故かしら今シーズンは良く出会います。しかもオスに。
ウロコアシナガグモ
このクモには寒の頃からお世話になりました。大体の厚めの葉裏にはこのクモがジッとしていましたね。
今現在彼方此方でこんな風に卵嚢を守っている姿を目撃します。
オオホシオナガバチ♀
遺産の森のエノキのコロニーに今シーズンも沢山羽化しています。巣での産卵行動をとっています。
♂
同じ木に雄も羽化していますので出て来たオスがメスの出てくる穴の前でスタンバっている所です。何頭もが同じ場所にたむろしているのです。交尾は早い者勝ちの様です。
ルリタテハ幼虫
サルトリイバラの葉裏に潜んでいます。今迄3頭確認していますが2頭は見当たらなくなりました。きっと蛹になったのでしょうね?