カニムシ目 トゲヤドリカニムシ
そう言えばこの虫を数年見ていないな~~?と思い立ち側にあった杉の木の皮を2枚ほどめくってみました。なんと居たではないですか。大きさ約3mm暑さ2mm無いかもしれませんね。とても扁平な虫です。考えてみれば杉の皮の間で生活しているのですから肥満では身動きできませんよね。
こんな感じで杉の皮の間に逃げ込みます。この虫について研究している方もいらっしゃらないようで生態については不明な点が多いようです。
これで大きければかなり迫力が有るのですが如何せん3mmととても小さいので材木にかかわっている方でも結構ご存じないかが多い虫です。
お手て繋いでいるようですが多分左がメスでしょうね。オスが口説きに掛かっていたところだと思うのですが!(^^)!トビムシやダニの類を食べているようです。大きな杉の木にしか見られません。多分皮の隙間が出来やすいからだと思うのですが?
スベザトウムシ科 アカサビザトウムシ
何時も見かけるゴホントゲザトウムシと比べると歩脚が非常に細くザトウムシっぽい動きをします。ゴホントゲザトウムシは歩脚もしっかりしているので歩き方がザトウムシっぽくないです。
目が不自由な方が使う白杖の動きに歩脚の動きが似ているのでこの名が付きました。最初に座頭という言葉を知ったのは今は亡き勝新太郎さんの当たり役「座頭市」でした。その時に初めて座頭とは何ぞやと?中世から近世にかけて保護政策で盲目の方たちを支援するため女の人は三味線を弾いて角付けをして生業をし、男はあんまや針を生業とする政策が有ったのだとか。その盲目の人達の位で一番上の検校(ケンギョウ)・別当(ベットウ)・勾当(コウトウ)そして一番下の位が座頭(ザトウ)というランクが存在していたようです。で、映画の座頭市は名前が市さんと言う人の物語なんです。この虫の動きを見ていると亡き勝新太郎さんを思い出します。
ナガカメムシ科 オオメナガカメムシ
大きさ約5mm。一見ハムシか?と思えるようないでたちです。この画像は丁度獲物の虫を刺して体液を吸おうとしているところです。
結構目にするのですが獲物を捕まえているところはそんなに見られるのでもないので貴重な画像になりました。
サシガメ科 アカサシガメ
こちらは見たまんまの名前です。サシガメの中でこんなに全身が赤いのはこの子しかいないのでは?