政党交付金というのがあって、これは税金から出ているらしい。
その血税の使途についての報告がなんともおおざっぱ。http://www.asahi.com/articles/ASH965SNLH96UTIL010.html?ref=nmail
職場で、経理のお手伝いをしている。
金額を支払ったら、領収書をつけて、何に使ったのか、それは何の経費になるのか、すべて記帳される。
領収書がない場合は、伝票のコピーをつけて、内容を明らかにしている。
総額だけの記入は有り得ない。
以前にも、似たようなずさんなことをしていた、団体があったように記憶している。
提出は簡略でというのは、点検する人間が不足しているとか、時間がかかって仕方がないとかということなのだろう。
大企業でも、粉飾することがある。
公共の事務所や職場でも、経理担当者の横領、横流し、使い込みなどが、ニュースになることがある。
お金がたくさん動くところにごまかしなどは発生しやすい。
以前、某合唱団の経理を担当していた人が、「経理担当は2年くらいで変えたほうがいい」と言っていたことがある。
いつも同じ人が担当していると、横領だの横流しだの、使い込みだのが起きやすくなるという事だった。
人のお金を日々動かしていると、魔がさしたり、人の大事なお金という感覚がマヒするという。
報告書も、総額だけを見せればいいとなっていたら、細目は不明なのだから、個人向けのパソコンを100台注文していたとしてもすぐには異常だと気が付かれない。
政府交付金なら血税なのだから、より、しめてかかるものだろう。
誤魔化そうともくろむ者には、どんな手があっても効果はないらしい。
しかしながら、魔が指してというのは防ぐことができるかもしれない。
防げなくても、早めに発覚すれば、傷は浅くて済むこともある。
また消費税があがる。
それを踏まえて、もう少し、誠意のある、仕組みにしてもいいのではないか。
庶民には、どんどんわかりにくい、そして
ショウモナイことがどんどん成立しているのに、なんで?
せめて公僕たちの誠意が見たい。