公園で突然結婚式 来園者も参加
結婚式には、このような式があってもいいと思う。
結婚式というと、ホテルや結婚式場で、留袖やパーティドレスなどの正装をして、長い披露宴に長々と付き合う。
そんな形式ばかりの式は、人にとっては苦痛の場になる。
まして、結婚願望なのに相手のいない者にとっては、羨ましいばかりかにくくさえ思う人もいることだろう。
まるで見も知らぬ人が、たまたまそこに居合わせ、祝福するなんて、心が和む。
新婚旅行で某町にいったときに、路線バスに乗った。
バスから降りてきたら、バスの乗客や、バス停にいた人たちが、祝福してくれたことを、今でも覚えている。
とっても嬉しかったし、見知らぬ町の見知らぬ人々が、とても身近に感じられた。
最近は、街中で新婚カップルを見る機会はあまりない。
でも、以前は、近所中で祝ったものだった。
通りがかりの通行人も、ともに祝福したり、見送ったりしたものだった。
段々、閉鎖的になり、豪華になっていった。
普段着のままで、気楽に祝福の輪に入るという姿は見られなくなった。
少し、さびしく思う。
今は、財布と相談しなければ、お祝いもできない。
友人の披露宴い呼ばれて、お金を借り、半分をお祝い金に、残りの半分を交通費にあてたことがあった。
こうした図式は、おかしくはないか。
