ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

五線紙上の音符

2015-09-17 12:17:36 | 合唱

五線紙上の音符は、通常、丸(●)で表されています。

この丸、線と線の間に一杯に描かれています。

 

これって、小さい丸(いわゆるドット)の集まりに見えませんか?

 

この集まりが一つの音符の高さのゆとりを生んでいると思いませんか?

 

音符のまるを上部・中心部・下部(左部・中心・右部)に分けると、音符の高さって以外に高低差が大きいことに気づかされます。

 

数値でみると、→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD)

 

半音は100セント

全音は200セント

*一オクターブの1200分の1の音程のこと。

 

 

一つの音符の中心を声に出すのが原則とすると、合唱においては、和音の時は変わることも。

 

例えば、

● 少し低めにとる

● 中心を使う

● 少し高めにとる

 

などによる違いを付けるということもあるようです。

 

 

「根音」

https://kotobank.jp/word/%E6%A0%B9%E9%9F%B3-67130

 

「三和音とは」 詳しくはこちら↓

http://楽典.com/gakuten/waon.html

 

指導者から、「もう少し高く」と言われたら一度あげたらあげすぎになります。

そういう時は●の上部を(さらに上から)狙うわけです。

 

 

高すぎと言われたら●の下部を(下がりすぎないように)狙います。

 

オーケストラと一緒に演奏するときのソリストは、オーケストラに声を消されないように、少し音をずらすこともあるとか。

また、歌いかたで、区別がつくということもあるそうです。

 

微妙な違いが耳に届いて、聞き分けさせるということでしょうか。

 

美しいハーモニーにするか、気持ちの悪い音色にするかは、一人ひとりの演奏者にかかっています。