『イーゴリ公』(イーゴリこう、原題:Князь Игорь)は、アレクサンドル・ボロディンによって書かれたオペラ。
このなかに、合唱曲があって、、「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」(第2幕)という有名な曲があります。
この曲は、以前「韃靼人の踊り」と紹介されていました。
6年ほど前に、某交響楽団の定演でイーゴリ公が取り上げられ、、、「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」を歌う機会がありました。
その時には「ポロヴェツ人の踊り」と紹介されました。
ネットで調べると、歴史的な背景により「ポロヴェツ人」と言うようになったというような記述があった。
今回、この曲名を再度耳にする機会があった。
今度は「韃靼人の踊り」とのこと。
歴史が戻った?
youtubeの情報もほとんどが「韃靼人の踊り」に。
曲名が変わるというのをあまり目にしたことがなかったので、なんとなく、しっくりこない。
今に残る大曲には、本来の曲名の他に、通称名が良くついている。
「未完成」とか「復活」が、有名。
こうした曲名が変わるということもあるのだろうか。
身近に一つありました。
今まで「晩禱」と言っていたラフマニノフの傑作が今年から「徹夜禱」になっていました。
でもこれは、演奏者側の問題。
曲名が変わるというのは、どんなわけがあるのだろうか。
なとなく気にかかります。