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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

「一生に一度なので」“墨汁被害”にホテルが粋な計らい〜新しい晴れ着を無料手配

2023-01-10 20:50:41 | ニュース
「一生に一度なので」“墨汁被害”にホテルが粋な計らい〜新しい晴れ着を無料手配
2023/01/10 16:04

福岡県北九州市で開かれた「二十歳の記念式典」で、振り袖に墨汁のような液体をかけられる被害が相次いだ事件です。被害者に新しい晴れ着で家族との思い出を残してもらおうと、振り袖のレンタル業者が支援する動きも出ています。


◆晴れ舞台が暗転“墨汁”で晴れ着が台無し
被害を受けた女性「何でこんなことするんだろうって、悲しいです」

こう話すのは北九州市で8日開かれた「二十歳の記念式典」で、振り袖に墨汁のようなものをかけられた女性です。悪質な行為によって晴れ着姿は台無しになり、式典後に予定していた祖父母との写真撮影は、諦めざるを得ませんでした。

被害を受けた女性「小さな頃から見てくれていたので自分も二十歳の一度の舞台だったので見せたかったです」


◆無料で着付け+振り袖レンタル
振り袖を貸し出したホテルは、女性が祖父母と写真を撮れなかった話を聞き、あるサービスをすることを決めました。

松柏園ホテル・川俣日登美副支配人「新たな振り袖と着付けセットを含めて無料で対応させていただく。一生に一度ですし、お嬢様の晴れ姿を写真におさめていただきたく対応させていただいた次第です」

被害を受けた女性「嬉しいなと思いました。祖父母に見せに行く予定です、伝えたら楽しみにしていました。ホテルに感謝の気持ちでいっぱいです」

北九州市の会場では、同様の被害が女性を含め9件確認されています。警察が器物損壊事件として捜査しています。


学校給食で3400人食中毒、調理業者の3人書類送検…水で戻した海藻に病原大腸菌

2023-01-10 08:46:45 | ニュース
学校給食で3400人食中毒、調理業者の3人書類送検…水で戻した海藻に病原大腸菌
2023/01/06 22:03

(読売新聞)
 埼玉県八潮市で2020年6月、給食を食べた小中学生ら約3400人が下痢や腹痛などを発症した集団食中毒で、県警は6日、給食を調理した民間業者「協同組合東部給食センター」(八潮市)の60歳代の男性役員ら3人を業務上過失傷害容疑でさいたま地検に書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。

 食中毒は市立小中学校全15校に広がり、発症者は当時の全児童・生徒の半数超に達した。県などによると、給食のサラダで提供された海藻を乾燥した状態から戻す際、きちんと熱処理をせず、水で戻していたのが原因だった。発症者の便からは病原大腸菌「Oオー7」が検出された。

 捜査関係者によると、書類送検された男性役員と50歳代の女性社員は、従業員に対し適切な加熱処理などの指示や指導をしなかった疑い。調理を担当した30歳代の男性社員についても、適切な加熱処理をしなかった疑いで書類送検した。

 食中毒の発生後、全校では約4か月にわたって給食の提供が中止された。


米が沖縄に「離島即応部隊」創設へ…海兵隊を改編、対中抑止力を強化

2023-01-10 08:38:04 | ニュース
米が沖縄に「離島即応部隊」創設へ…海兵隊を改編、対中抑止力を強化
2023/01/10 07:52
 米政府は、沖縄県に駐留する米海兵隊を2025年度までに改編し、離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設する方針を固め、日本政府に伝えた。強引な海洋進出を続ける中国への抑止力と対処力を高める狙いがある。11日に米ワシントンで開く日米安全保障協議委員会(2プラス2)で創設を打ち出す方向で調整している。

 複数の日米両政府関係者が明らかにした。アフガニスタン戦争などの対テロ戦が本格化した00年代以降、海兵隊は大規模な地上戦に備えて戦車や大砲などの重火器部隊を増強してきた。しかし、近年は中国が東・南シナ海で軍事活動を活発化させていることを受け、島しょ部での戦いに対応できる体制構築を急いでいる。MLRはこの中核を担う機動部隊で、長射程の対艦ミサイルや防空機能を備えることになる。

 海兵隊は、計三つのMLR創設を予定しており、昨年3月には米ハワイに初めて発足させた。日米の外務・防衛担当閣僚による2プラス2では、残る二つのうち、一つを沖縄に置く方針を米国が表明する見通しだ。日本側も支持を伝えるとみられる。もう一つは米グアムへの配備が有力視されている。

 MLRは有事の際、敵の勢力圏内にある最前線の島しょ部にとどまって戦うことが想定されている。具体的には、小規模なチームに分散して各離島へ展開し、敵からの攻撃をかわしながら相手の艦艇や航空機の進出を食い止め、制海権の確保を目指す。

 日本の南西諸島や台湾周辺は、全域が中国軍のミサイル射程圏内に入っており、いったん戦闘が始まれば中国が海空で優勢になる可能性が高いとみられている。戦力を追加で投入できるようになるまでの間、最前線の部隊がいかに相手の侵攻を食い止めるかがカギを握ることになり、MLRには中心的な役割が期待される。

 海兵隊は今後、沖縄に駐留する既存の部隊に対艦ミサイル機能などを新たに備えさせる一方、重火器を削減するなどして、MLRに衣替えする見通しだ。部隊の規模はハワイと同程度の2000人前後になるとみられる。沖縄全体で海兵隊を約1万人とする米軍再編計画には変更はない見通しだ。

 南西諸島防衛を巡っては、陸上自衛隊も那覇市の第15旅団(約2200人)を3000人前後の師団に格上げすることを決めるなど、強化を急いでいる。MLRが創設されれば、共同訓練などを通じて日米が一層連携を深めることが可能となる。