GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ラッパ唄う、ピアノ踊る

2017年10月28日 | POP & ROCK
今宵は渡辺隆雄さんと吉森信さんのライブ『ラッパ唄う、ピアノ踊る』を堪能して参りました。

個人的に思い入れたっぷりの場所パーカーハウスロールで、俺が大好きな横道坊主、スキマノザラシ、そして橋渡しと所縁の深いお2人の出演とあれば、駆けつけないわけにはいかないでしょう。

勿論、そんな思い入れを抜きにしても、このお2人の揃い踏み、とにかく幸せなひと時で。

渡辺さんのトランペットが、優しくワイルドに心のスキマをこじ開けて来ると、すかさず吉森さんの、美しくもロックなピアノがスルスルっと蹂躙して来るものだから、思考と五感が幸せなパニックを起こし、何度か意識が飛びそうになった…(これがトリップというやつなのかな)。

とどめに、橋渡しの曲や、あのギタリストに捧げる曲なんか聴こえて来ちゃって、こみあげるなと言うのが無理な話で。

終演後、渡辺さんにご挨拶した時も、色んな思いが交錯して、言葉にならずモゴモゴしてたら、「そんな時は無理に言葉にしなくていいよ」って。

四十路にもなって、相変わらずの音楽に対するこの情緒不安定さは褒められたものではないけれど、原因の根っこを遡れば、それはそれで幸せな記憶によるものなんだよな。

そんな幸せな記憶と、素敵な音楽の余韻に、ぼんやりと身を任せて、今宵は良い夢を見よう。

久々に会えたあの人やあの人も元気そうで良かった。今宵お会いできた皆様に、心から感謝。ありがとうございました。



地獄の季節in難波メレ

2017年10月21日 | 地獄の季節
画像はブレてるけど音楽はブレないカミグチさんとパシャリ。

アンコールで飛び入りして、弦が1本切れたミズカミギターを渡されたにも関わらず、しっかりTZRを引き倒したアイちゃんともパシャリ。

そう、今夜難波メレで行われた地獄の季節ライブに行って来ました。

いやあ、スゴかった。何がスゴかったって、それを象徴する出来事がひとつ。

おそらく初見であったろうスイス人のお客さん2人が、終演後地獄の季節を大絶賛。物販でCD付きTシャツ、CD付きパーカー、アルバムを迷わず大人買い。

国境を越えて支持されるロックンロール。そんな瞬間をこの目で目撃したのはこれまでに2度だけ。スリラジ とスキマノザラシが、それぞれ磔磔でその光景を見せてくれました。

外国人にウケたから偉い、というわけでは勿論ないのだけれど、言語が違う、すなわち文化的精神性が異なる対象に、音楽で何かを伝える事ができるバンドのファンでいる事の、こそばゆい誇らしさ。癖になります(^o^)