GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

9月29日の京都MUSE

2019年09月30日 | スキマノザラシ
昨夜はKYOTO MUSEへ。

お目当て一発目は、本日初遭遇のNAKEDS。最近ハマったナオミ&チャイナタウンズのお2人のバンドと聞いていたので、間違いなく好きな音だろうと予想してたけど、それ以上だった。聴こえて来たのは、シンプルなのに深くて詰まった音の数々。脊髄反射で好きとわかるやつ。

音源も即購入。地獄の季節ファン仲間の引き合わせで、BARINさんにご挨拶できて嬉しかった!(ありがとうございました)

またひとつ気になるバンドが増えてしまったな。…追いかける身にもなって欲しい。笑

そしてもうひとつのお目当て、スキマノザラシは、なんせアンボイさんのギターに首ったけ。

…珍しく最前かぶり付きで、しかもアンボイさん前だったから、というのも多分にあるのだけど。

立ち位置的に、またはMUSEの音響との相性もあるのか、いつもは聴こえにくかった部分が強めに聴こえた。最初はちょっと過剰かなとも思ったけど、すぐに耳に馴染み、過去が感じられつつも、しっかりアンボイ流な暴飲暴食ロックに痺れた。ファンの妄想力と相まって、隙間の未来がチラ見えたような気がした。※何様な感じで書いてますが、あくまで1ファンの妄想世界の話です

今回でスキマノザラシライブに足を運んだ回数が123回に。いつも、これが最期かもくらいの覚悟で臨んでいるけど、それでも今後200回、300回と追いかけたいし、そこに未来を感られたら最高だと思うし、だから、今夜は最高だった。

トン発のGO→STRAIGHT、トリのタケバンは久々だったけど、MUSEの雰囲気にベストマッチしてて、日頃聴かないタイプの音なれど、無条件に楽しめた。タケバンファンの皆様のヒラヒラ踊る様は、イベントをあざやかに彩っていた。

出演者のバランス的にも、サクサクの進行具合も、主催音まかすスタッフ様達の御尽力の賜物なんだろうな、きっと。

最初から最後まで、楽しさが詰まったイベント。ありがとうございました。



Three & Only in磔磔

2019年09月24日 | POP & ROCK

吉森さん、ピアノやのに、座ってるはずなのに、フワフワ踊ってるように見えて、多分イスをサッと引いても、フワフワしてるんちゃうかな。そこから繰り出されるピアノ拳の前では、“変幻自在”という言葉が自らを恥じて、辞書に掲載されるのを辞退するに違いない。

湊さん、氷入れた生ビール片手に、タバコ吸いながらステージをフラフラしてるだけなのに、ドラムから音が聞こえて来るのは、もちろん錯覚なんだけど、わかってるんだけど、わかってるんだけど、わかってるんだけど、ああ、わかってるんだけど、わか、わか、わかってるんだけど、ああああ。

そんな2人に挟まれて正気を保てるのは、世界中、いや宇宙中、いや、パラレルワールドの平行次元も含めて、この世界の夢野カブさんただ1人に違いない。

新曲の『隕石心中』、大好きです。



王欣太先生ファンミーティング

2019年09月23日 | マンガ
漫画『蒼天航路』『達人伝』の作者、王欣太(きんぐごんた)先生のファンミーティングが京都で行われる!

三国志ファン歴33年、ゴンタ作品ファン歴25年やっとります。そんなん行くしかないでしょうよ!

即日完売のプレミアムチケットを握りしめて、四条烏丸SUINA室町4Fのイベント会場へ。

開場時間前なのに、なんとなく入場がはじまったので、一番乗りで飛び込むと、そこに鎮座ましましたゴンタ先生!

開演までまだ45分、なので核心に迫る会話はできないと仰りつつも、数名の客席に向かい気さくに&ゆるーく語りかけていただきました。

ゆるーくなり過ぎたのか、際どいエピソードもポロリ、双葉社の担当者様が慌てて止めに入る一幕もありつつ、楽しくゆるーくプレミアムなボーナストラック。

そして開演。その必要もないんだろけど、一旦退場して、声援と拍手で迎えられながら入場するゴンタ先生。「これが欲しかってん笑」

※記憶を元に綴ってますので、当投稿において「」内の先生の発言は再現が不十分かと思います。大意的に汲み取っていただきますようお願いします。

最初に、現在連載中の『達人伝』の話からはじまり、その後のファンからの質疑応答まで、たっぷり2時間。ゴンタ先生、ノンストップですべらない話を連発。

以下うろ覚え順不同ご容赦。

・白起をイケメンに描いた理由。
・探●物語の松田●作まんまのキャラが過去作に登場してる。
・蒼天航路の後半、エログロ描写が少なくなった理由。
・ネームの時は楽しく描いて、ペン入れの時は仕事モード。
・若手時代のエピソードが元で、鄭問先生の作風にかなり影響を受けている。
・ネームに黄色など多色を用いる理由。
・馬超がなぜあのキャラになったのか。
・賈詡がハ●設定になったのはなぜ。
・蒼天航路の劉備と達人伝の劉邦の関係。
・劉邦が登場したという事はあの人物も出て来るのか。
・始皇帝没後から漢王朝成立あたりについては某先生の小説『項羽と劉邦』でイメージが完成してるので、今のところ描く気はない。
・迫力を出したり、動的に見せるための、コマ割りや構図の手法について。
・好きな動物は馬。
・手を描く事は五体を描く事に等しい。
・ゴンタ先生流のキャラ創りの方法。
・蒼天航路のラスト数話作成時の顛末。

ああ、記憶が濃厚過ぎて、オーバーヒート!書ききれない!

※先生の口からとうとうと紡がれる言葉は、細部にまで意味や意思が込められており、それを無理矢理箇条書きにまとめてしまったため、色々と齟齬や手落ちが生じている可能性があります。予めご了承ください。

個人的には、『蒼天航路』の重要キャラ諸葛亮について、連載当初から気になっていた事を質問させていただきました。

ほんの少し間を取る先生。

「これ、連載時から今まで、どこにも出してない話なんでオフレコだけど…」※しつこいですが大意ですので

出て来たのは、驚愕の、でも全てが腑に落ちる抜群のエピソード!

これを先生の口から引き出した自分を褒めてあげたい!ファン冥利に尽きる!

…くれぐれも書いちゃダメと言われているので、知りたい方はこっそり聴きに来てください笑

帰り際、印刷に手描きを加えたプレミアムイラスト(サイン入り!)をお土産としていただき、もはや天に召される直前の関さんの気持ちで「よきイベントを過ごした」と独りごちるのみであります。

さあ、さっさと家に帰って、イベントで得た知識と各種作品の答え合わせをしなければ!

王欣太先生と、関係者スタッフの皆様、そして素敵な時間を共有させていただきました皆様に感謝です。ありがとうございました。

追伸:ゴンタメッカの原画を買うために貯金しよー。



真夜中の徘徊者

2019年09月16日 | スキマノザラシ
9月14日土曜日。

京都磔磔に、首振りDollsとスキマノザラシの2マンライブイベント『真夜中の徘徊者』を見に行って来た。

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以下、妄想癖のある1ファンの、偏った私感に基づく感想文となっております。ご了承くださいませ。
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さかのぼること2年と半年前、両者はスプリットツアーを『真夜中の徘徊者』と銘打ち、名古屋、東京、小倉、京都を回る予定だった。

けれど、スキマノザラシが突如動かなくなってしまう。ツアーの中止は必至かと思われたが、残された首振りDollsは京都を除く3箇所で、ツアータイトルとスプリットツアーの触れ込みはそのままに、ワンマンライブを敢行。

その背負い加減にほだされた俺は、スキマノザラシファンの端くれとして、駆けつけずにはおれず、京都と名古屋で首振りDollsの生き様を目と耳に焼き付け、感謝の拳を振り上げた。

あれから時は流れ。

首振りDollsはメジャーデビューを果たし、スキマノザラシも紆余曲折を経て新体制で再始動。

そしてついに、2マンライブ『真夜中の徘徊者』決定の報が。

一時は二度と交わらないのかもしれないと覚悟していた両者が、あの時のツアータイトルを提げ、再び合間見えるってんだから、万難を排し駆けつける他なかった。軌跡が奇跡に変わるその瞬間を見届けたかった。

先行はスキマノザラシ。首振りDollsのnaoさんが「大人気なさすぎる!」と評す程のガチステージ。どれくらいガチだったかと言うと、途中に首振りDollsのカバー『ロックンロール』をサプライズ演奏するのだけど、それなのに歌詞は首振り版でなく、元祖のJohnny five版だった、くらいのセメント加減。

あの時背負ってくれた事への感謝と、今この時のリスペクトを胸に、全力で首振りDollsに襲いかかるスキマノザラシは、古舘伊知郎に「猪木を愛で殺せ!」と実況せしめたドラゴン藤波辰爾のようであった。いや、鬼軍曹という意味では山本小鉄だったのかもしれない。

そして後攻の首振りDolls。

過去にスキマノザラシと何度も対バンした頃を思ってか、懐かし目の曲が多めのセトリだったと、首振りファンの方がツイートしてて、成る程となった。

勿論、メジャーデビュー後の代表曲『イージーライダー』『黒い太陽』など、現在進行形も見せ付ける。そう、メジャーデビューアルバムのタイトルこそ、正に『真夜中の徘徊者』なのだから。

2年と半年前に京都パーカーハウスロールと名古屋ハックフィンで聴いた、あの人を思い歌ったであろう『渇いた雨』と、あの人に捧げるとした『野良犬のメロディ』。あの時は堪えながら聴いたけど、今夜はとても爽やかに、心地良く胸に響いた。

『悪魔と踊れ』や『ロックンロール』を中心とした終盤の怒涛の畳み掛けは、スキマノザラシファンの心も漏れなく鷲掴み、磔磔をひとつにした。

小鉄のしごきに耐えた前田日明は、ついに格闘王になったのだ。

最後は、21時を少しオーバーしてるにも関わらず(住宅街ど真ん中にある磔磔は21時以降音出し厳禁)、スタッフのGOサインを受け、アンコールへ突入。

首振りDollsのギタリスト・ジョニーさんが、Itoigawaさんから受け継いだギターを手に取った。磔磔中が巻きの空気に支配される中、チューニングが定まらず周囲をやきもきさせるその姿に、Itoigawaさんの姿がダブった。

ミズカミさんは言った。「ツアーファイナル。そう言わせてくれよ」

時間はかかったけど、果たされた約束。

naoさんは叫んだ。「ツアーファイナル?これがはじまりだ!」

そして生まれた、新たな約束。

そうか、わかった、何度でもやれや。

何度でも、必ず見届けに行くからさ。



霊感や霊験などに関して

2019年09月13日 | 日記・コラム
こんなんがポストに入ってた。




霊感とやらが本物なら、霊媒師は自分を霊視して、こんな事やらんでも色々叶えてウハウハだろう。

え、自分の事は霊視できない?

霊媒師同士でお互い霊視し合えばええやん。

え、金目当てでなく人助けがしたい?

無差別にチラシをばら撒いてる時点で無理だろ。必要としているお客さんを霊視で見つけろよ。

もっとも、それなりの理論や経験に裏打ちされた人生相談や統計学などについて、入り口への一助として、多少脚色をする事は否定しない。

一部の真面目?な占いとか、一部の真面目?な風水とか。

例えば、由緒あるお寺の建物の中には、知ってか知らずか、音の反響や光の加減などが、催眠効果を促進する造りになっていたりするらしい。それを「霊験」とかいうのは馬鹿らしいけど、そこには確かに何かしらの作用が存在するんだろう。

鍼治療だって、医学的にはなんにも証明されていない。何十年か前、日本と中国でツボの位置が違うため、統一するために数センチずつズラした事もあるらしい。ズラせれるんかい。でも、「皮膚に鍼を刺す」という臨場感のためか、効果はしっかりありそうだ。臨場感大事。

そこに確かな効き目や作用があるなら、そしてそこに乗っかって理不尽に私欲を満たそうという輩がいないなら、そこまで目くじらを立てる必要もないのだろうし、むしろ楽しんだり、うまく利用してみたい。

霊自体については、会ったことがないので懐疑的ながら、いたらロマンがあっていいなーとは思う。会いたい気持ちが募り過ぎて、霊を信じてなくても、ついその人に心の中で語りかけてしまう、なんて事はしょっちゅうだ。

まあ、地球有史以来の生物全ての霊がそこら中にいるとすれば、少々窮屈すぎやしないかとは思うし、圧倒的に多数のはずの昆虫や微生物の霊はスルーして、特定の人間だけキャッチする霊媒師ってのはいかがなものかとは思うけど。

…ただ、世の中は広い。

恐山のイタコの下で修行した結果、ミック・ジャガーやマリリン・モンローをライブ中に自身の体に憑依させる事ができるようになったロックミュージシャンには出会った事がある。

特にパーカーハウスロールやBAR GEARやムジカジャポニカや磔磔などで良く会うあの人だけは、きっと本物だったに違いない。

夢野ような話だけど、実話です。ブルブル。