GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ご当地ドリンク

2007年01月30日 | 日記・コラム

 大阪発祥の生ジュースショップ“ジューサーバー”。定番のりんご、バナナ、ミックスジュースから、さつまいも、柿、ゴーヤ&グヮバ、アロエ&りんごなど変り種まで、その場でミキサーにかけ、1杯150円~程度のお手ごろ価格で提供しています。※メニューは店舗、季節によって異なる。

 僕のお気に入りNO,1はバナナジュースなのだけど、裏ベストとして、“京・みぶ菜と豆乳”をおすすめします。これはいくつかの支店の中でもJR京都店限定のメニュー。京都駅内にはもうひとつ地下鉄京都店もありますが、こちらでは飲むことができません(ちなみにこちらの限定メニューは抹茶ヨーグルト)。

 緑の野菜&豆乳という栄養価の高そうな素材のため、気軽に飲むことができます(もしかしてシロップとか入っているのかもしれないけど・未確認)。香りにほんのわずかだけ青臭さが感じられますが、味は苦くなく、ほんのり甘みのある、抹茶ににたような味。ずばり、おいしい。

 なお、この店、作るバイトの腕前と製造過程のタイミング次第で、できあがりに結構差があります。氷を足したばかりの時はキンキンに冷えたシャーベット状のジュースになったり、また逆に生ぬるい場合も。季節次第では正直飲んでいてせつなくなるときがあります。まあ、それも手作りの味ってやつさね。

 京都駅に寄った際には、一度寄ってみてはいかがか。





 ジューサーバーJR京都店は、京都駅JR線改札内、新幹線乗り換え改札口までの渡り廊下途中にあります(地下でないほう)。



ディパー・テッド

2007年01月29日 | 映画

 徳島出張の合間に映画『ディパー・テッド』を観賞。香港映画『インファナル・アフェア』をハリウッドがリメイクしたこの映画。オリジナル版は見てないのだけど、評判良かったみたいだし、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンと、これだけ豪華なキャストでのリメイクならハズレはないだろ、と見に行ったら、ピッチャー振りかぶって投げたら川崎球場の外野席でいちゃついてるカップルに直撃したくらいの大ハズレっぷり。

 刑事がマフィアに、マフィアが警察に、それぞれ潜入して、見つかりそうで見つからなくてドキドキして、ビクビクして、ブルブルして、ぐちゃぐちゃになって、気付いたら収集つかなくなってみんな死んじゃった。そんな映画です。全然深くもなんともないストーリーは、人が死ぬところにしか盛り上がりがなく、随所に出てくる下ネタも不快なだけ。アメリカ人てどれだけOoO好きなんだよ!差別用語の連発や、人をあっけなく殺せばクール、というノリももういい加減飽き飽きさ。

 いつもなら、どんなつまんない映画でも払った料金分は満足したいので、とにかく良いところを見つけ出し、自分を洗脳し、おもしろかった!と記憶に刻み込むのだけど、この映画だけはどう切り刻んでも、おもしろさのかけらすら搾り出すことができませんでした。いや、もう完敗。

 でも、各種レビューサイトを見てると案外評判いいので、万人には向くのかも。まあ、ここのブログを真っ向から参考にしている奴なんていないと思うので、別にいいや。




ALL JAPAN GOITH(2)

2007年01月28日 | 沖縄音楽

 先日紹介したスカバンドALL JAPAN GOITHの最新アルバムを購入。インディーズ期ラストアルバム&ベストアルバムとなる1枚『アッパレスト』は、「アッパレの最上級」の名の通り、最高にスカで、最高にさわやかで、最高に沖縄な名盤。やや歌詞がストレート&青臭さすぎる気もするけど、僕みたいな中学十数年生的精神の持ち主にはこれくっらいが丁度いい。というか、スカのハッピーなノリにはバッチリしっくり。

 ALL JAPAN GOITHの歴史がつまった全15曲に、初回版はDVDまでついて税込み2,300円ポッキリたあ、お買い得にも程があるってんだ。前回「昭和の香りもほんのり」と書いたけど、まさかの美空ひばりカバー「お祭りマンボ」まで収録。キラーチューン「夏祭り」「秋風」もしっかり収録されていてええ感じです。ORANGE RANGEの強烈な推薦もあり、今春メジャーデビューも大決定。各自、予習必修のこと。

 ついでにもう一枚。2005年発売のアルバム『ALL JAPAN GOITH』も、全7曲&DVDつきで1800円税込み。名曲「アフロドリーム」から、BIGINのカバー「オジー自慢のオリオンビール」、前身のSKAしっぺ時代のメドレーなど盛りだくさん。気軽に買って、気軽に聞くべし。







 試聴もできる公式サイトはこちら



DUTY FREE SHOPPxカクマクシャカ

2007年01月27日 | 沖縄音楽
沖縄インディーズシーンの雄、DUTY FREE SHOPPカクマクシャカのコラボアルバム『音アシャギ』。神が降りてきて遊ぶ場所を意味する「神アシャギ」をもじったタイトルの通り、なにかが降りてきて乗り移ったがごとくの、洗練されているにも程がある、最強の一枚なり。

ずばりジャンルはHIP-HOP/RAP。以前にも少し書いたけど、僕は正直このジャンルが日本人によって歌われるのが大嫌いで、なぜなら日本語詞ラップの韻の踏み方が、どこをどう聞いても寒いダジャレの羅列にしか聴こえないのです。それは例えるなら、欧米人が演歌を歌っているような、おいおい日本人には無理あんじゃねーの、的な滑稽さに満ち満ちて聞こえたのです。

とはいえ、世界は広い、中には泣ける演歌を聴かせる欧米人もいるかもしれず、日本語ラッパーにも同様にすんばらしいのがいるかもしれない。できるだけ偏見を捨てて探し回っているうちに出会ったのが、沖縄のレゲエ&HIP-HOPの第一人者、U-DOU&PLATY(ユードウアンドプラティ)でした。沖縄音楽を随所にちりばめた、クールな中にユーモアあふれる独特の音楽性に、僕のHIP-HOP嫌いは見事に崩れ去りました。沖縄音楽とHIP-HOPって相性良さそうです。

そして次に出会ったNEW TOWNER(ニュータウナー)。自らをエンターテイナーと公言する彼等のパフォーマンスは、HIP-HOPにありがちな「どや、俺等ってかっこええやろ?」的なドヤオーラに包まれた有象無象バンドのそれと違い、「どや、俺等って、音楽って楽しいやろ?」と、こちらの音楽に対する娯楽欲を、絶妙に満足させてくれます。このバンドにも正直やられました。

そして、もうひとバンド。冒頭で紹介したDUTY FREE SHOPPxカクマクシャカ、そのアルバム『音アシャギ』の完成度たるや!もう、なんというか、ごめん、悪かった、HIP-HOP最高!かっちょ良すぎだぜえ。

豪華ゲスト陣とのコラボがヤバい表題曲「音アシャギ」をはじめ、ラテン色(?)のノリノリな楽曲「記憶の叫び」、沖縄の戦後を鬼気迫る言霊の嵐で紡ぎだす「民のドミノ」など、 HIP-HOPの持つ楽しさと、沖縄という土壌の奥深さが垣間見えて、もうなんとも極上!

次回の沖縄ひとり旅のドライブソングはこの一枚で決まり。沖縄を背景にこの音楽が流れるのを想像するだけで、ニヤニヤウキウキしてしまうのです。









Tシャツ

2007年01月21日 | 日記・コラム

 さて、Tシャツです。

 比較的安価で、個性の演出が幅広くでき、他のウエアと組み合わせも自由自在。そんな便利なアイテムなのだけど、いざお気に入りの一品を見つけようとすると、これがなかなか難儀なのです。

 意味のわからない英語の羅列してあるノーブランドTシャツなんて着るくらいなら、いっそユニクロの無地Tのがまだまし。じゃあお気に入りのアーティストやキャラクターのTシャツで個性的に決めるぜ!と意気込んでも、これが案外難しく、というのも、どうだ俺こんなすげえアーティスト(キャラクター)のファンなんだぜ、とあからさまにアピールして周囲にひかれている輩と同類に見られたくないからで、かと言ってあまりにおさえたデザインだと結局もとの木阿弥になってしまいます。
 
 ちょっと人の目を気にしすぎかなあ。でも、正直なところ、ライブやイベント以外でそういうTシャツを着ている人を見ると、少々いたたまれなくなります。ましてや、携帯ストラップなんかに好きなバンドのストラップをつけて自己満足にひたったり、あえてかわいい系キャラのそれをつけ女の子受けを狙ったり、静電気除去のストラップをつけて話題のタネにと目論む輩なんて、もう最低だと思うのですよ。あ、俺か。

 そこで目をつけたのが沖縄Tシャツです。そこにはこじつけなどではない、確固たる理由があります。

 沖縄は暑い。ゆえにTシャツがメインになる時期も長い。ていうかほぼ365日です。

 そして、米軍や、過去の貿易国家時代のなごりから、あらゆる文化がごちゃまぜチャンプルーになっているため、独特のセンスが発達しています。わかりやすい例をあげるなら音楽シーン。ORANGE RANGEをはじめ、HY、MONGOL800、HIGH and MIGHTY COLOR、COCCOらを輩出してきた土壌の洗練されっぷりは説明不要でしょう。

 でもって、都市部などと比べると提供される娯楽が少ないので(失礼な意味に聞こえたらごめんなさい)、自らなにかを創り上げようとする意思が過剰にあふれまくっているのがビンビンに感じられます。こと芸能や美術関係に関しては、他の地の追随を許さないレベルです。沖縄にまだ自腹で2度しか行ってない三十路に手が届きそうな低学歴低賃金の社会的信用度皆無な独身男はそう感じます(ていうか今即興で分析した)。

 ただ、沖縄のTシャツ屋が全てセンスがいいかといわれると全く逆で、どうしようもないショップの方が圧倒的に多く、というのも、ほとんどが観光客向けのベタなTシャツしか売っていないのです。観光立県だからしゃーないて言えばしゃーないのだけど。

 しかし、そんな有象無象の駄店(や、観光土産屋としては最高。念のため)をかきわけると、まれに点在するのはまさに宝の山。先にあげたアピール度の絶妙なバランスと、独特のセンスにあふれたTシャツがたしかに存在します。

 僕が毎回行くようにしているのが、ウチナンチュには定番のTシャツ屋ドットコム。大小20近くの沖縄Tシャツブランドの商品を扱い、コテコテ沖縄チックなものから、よく見ないとわからないもの、微妙な塩梅でハズしているもの、伝統工芸調のもの、社会風刺もの、パンチのきいたもの、直球ど真ん中なもの、あらゆるTシャツが揃っている。諭吉っつあん1枚じゃ到底足りない物欲に見舞われること必死です。

 今後、恐らく僕が着用するTシャツの9割は、年に一度訪れる(予定の)沖縄で衝動買いしたものになるでしょう。昨年もン万円分買ったしな。安給料のくせに。うるさい。

 新しい沖縄土産の定番として、センス過剰にあふれる沖縄Tシャツはいかがなもんだしょ。ご検討あれ。