GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

スキマノザラシONE BAND STAND77th

2021年07月22日 | スキマノザラシ
およそ7ヶ月ぶりの、スキマノザラシの磔磔ワンマンライブ。

私自身は、1月の音まかすライブ以来の再会。

かつてこんなにも彼らの音から遠ざかった事があっただろうか。我慢できずに自ら弾き語りで鼻歌ってはいたけど、もはや焼石に水。

蒸発し切って水の一滴はおろか、カッサカサでひびの入った石は、再びスキマノザラシという名の潤いでいっぱいになれるのだろうか。

…潤い過ぎておぼれるかと思ったわ!

まずは、お帰りなさいFIREBARD!コンディション不良で永らく戦線離脱していた不死鳥が、久々のお目見え。※すでに他のライブで復活してたとは思うけど、個人的にはこの日が復活祭。

これこれこの音、ヤンチャで激しいのにどこか優しい爆音。ちょうど座っている状態の目線の位置から、最高の角度で見えていた事もあり、序盤から釘付けとなる。その角度が眼福過ぎて、終盤まで立たずに座りっぱなし、全力でかぶりつき、味わい尽くすのだった。

もうひとつの釘付け要因は、そのFIREBIRDを掻き鳴らすアンボイさん。今日は特に凄味にあふれていて、多分今回100分のライブ時間の内80分、つまり8割はアンボイさんの手元に目を奪われていたと断言できる。大袈裟でなく。

となると、それ以外は注目度2割?

勿論そんな事はなく、上記はあくまで目線の話。

磔磔の壁に跳ね返り放たれる「スキマノザラシ」の音は、耳だけでなく、体全体で受け止めたくなる心地良さ。物理的な震えを共有する事で、場の空気と我が身が混ざり合うこの感覚、磔磔のそれは、ずば抜けていて、段違いに深い。

特に『アゲハ』のジュンスケさんドラムの響きは、終曲後も思わず「おかわり!」と胸の内で叫んでしまう程、強烈に染み渡った。

もっともっと味わいたくて、自然と目をつむり、感覚を研ぎ澄ます。肌センサーの感度を上げたくて、もっと毛深くなりたい!と、半分冗談ながら、でも半分は本気で頭をよぎった。

そんな「全集中見ずの呼吸」と言わんばかりに、座りっぱなし、目を閉じっぱなしの我が身が、ステージからどう見えていたか少々不安ではあるのだけど…。

そして、この取り留めなく長い感想文が、どこまで共感を呼べるのかも合わせて不安だけれど…。

当たり前が当たり前でなくなり、ある日突然目の前から消えて無くなる事も珍しくない昨今。

スキマノザラシは、いつもと変わらず、いつも以上のライブを、いつもの磔磔で見せてくれた。

色々な物を受け取り、明日からまた頑張れそうな予感。スキマノザラシに、磔磔に、ライブハウスに、感謝。