GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

パノラマ島に帰る

2007年02月25日 | POP & ROCK

 そんなこんなで念願の『筋肉少女帯復活ライブ』を見ました。

 真夜中に取り付けた“アンテナ”で、最初に受信したのが筋肉少女帯のライブとういうのも、彼等の歌をよく知っている人なら思わずニヤリとしてしまいそうなシチュエーションではあります。もっとも当の本人は筋肉痛でそれどころじゃないのですが。

 一曲目の『トゥルーロマンス』からはじまり、『元祖高木ブー伝説』『踊るダメ人間』『日本印度化計画』などの往年のヒット曲はもちろん、『ぐるぐる少女』『暴いておやりよドルバッキー』『僕の宗教にようこそ』『イワンのバカ』『戦え!何を!?人生を!』『愛のためいき』『少女の王国』『これでいいのだ』『機械』『少年、グリグリメガネを拾う』『釈迦』と、要はファン涙もののラインナップでした。

 実に8年ぶりの復活。無論各人着実に年を重ねているわけで、平均年齢は40歳をゆうに越えています。四十路だよ四十路。自分の周囲にいる四十路を思い浮かべてください。なんか、こう、頑張ってるしすごいし尊敬できるんだけどなりたくはないよな~、そんな中年ばかりじゃないか?(そうでもないか?)

 そんな既成概念を蹴り飛ばされた気がしました。ひとつとして古臭さのかけらすら感じさせない曲の数々。中には80年代の曲すらあるというのに、この新しさはなんだろう。

 大槻ケンヂの「上手下手」を超越した歌唱力と、その歌詞のド忘れっぷりには、もはやある種の様式美すら感じられました。

 40代3人の子持ちとは思えないビジュアル系ファッションに身を包んだ橘高文彦のギターのすさまじさも相変わらず。指の動きに目がついていかないというか、人間の指の動きじゃねえよなー、と。ソロの時にきっちり手元のアップが抜かれたあたり、NHKスタッフもよくわかってるじゃん、と感動しました。

 ベースの内田雄一郎の低音ボイスもとても冴えていた。年齢を重ねたことでナチュラルに低音の深みが増したのかも(おい)。

 もうひとりのギター本城聡章も、おいしいところは橘高に譲りつつも、存在感は相変わらず。橘高、内田の3人による「戦え!」「何を!?」「人生を!」の連呼は正直鳥肌たちました。

 サポートキーボードにして、初代筋肉少女帯メンバー三柴理の演奏も素晴らしかった。中でも橘高のギターとのセッションは感動物。このふたり、ピアノとギターで日本人の5指に確実に入る、というのはファンの勝手な思い込みでしょうか。だって他のバンドのそれとは、(客観的に聴いても)違いが歴然としているんだもん(素人耳で)。

 サポートドラム、陰陽座の斗羅も違和感なく大田明の代役をこなしていました。

 まさに6者6様。ひとりとして同じタイプ、同じ音楽性を持つものがいないのに、それがなぜか集結し、化学変化を起こして他にはないバンドとなっています。江戸川乱歩と高橋葉介とアントニオ猪木を足して赤塚不二夫で割ったような歌詞が、それぞれの分野で屈指の演者によって、素人でもそれとわかる極上の演奏となって、ボーカルの(いろんな意味で)冷や冷やものの歌唱とあいまり紡ぎ出される。

 こんなの見せられたら、流行ソングなんてとても手が出せないよ!

 そもそも僕は筋肉少女帯の曲や音楽が好きなのであって、メンバーに思い入れとかファン的要素とかは一切ないのだけど、やはり8年という歳月にはかなり待たされました。ファンになるのが遅かったため、会場ではもちろん、映像ですらリアルタイムでライブを見たことがなかった僕の半生。筋肉少女帯の曲に惚れて11年、ようやく念願が叶った気がしました。


ドロロの脳髄

2007年02月24日 | POP & ROCK

 本日はいよいよ筋肉少女帯復活ライブの放映日(NHK衛星第2にて)。しかし、先のブログでも書いたように、BSの調子が悪く、画面に映るのは砂嵐ばかり。このままではいけない。なんせ8年ぶりの復活ライブなのです。

 仕事終了後、急ぎ家に帰り、昨日予約していた修理屋さんに見てもらうことに。

 「あ~、配線やチューナーは問題ないのですが、アンテナがいかれてますね~」

 なんだとお!

 まあ、よくよく考えたら実に15年前に購入したアンテナ。寿命が来ていても不思議ではない。うん、納得。・・・できるかあ!このままではヤバイ!

 時計はすでに19:00を回っている。最悪録画を捨てて、視聴だけでもできればと思い、BSを見れる漫画喫茶をググる。だが、しかし、大津にそんな都合のいいところはありませんでした(Google調べ)。次に、BSの見れるホテルを探します。近隣のビジネスホテルから、さらには一泊20000円クラスのホテルまで。ところが、どこも満室。月末の週末をなめてたぜ。

 そうこうしているうちに時刻は19:30。ええい、もうダメ元でやれるだけやってやれ!と、近所中の電気屋に電話ラッシュ。家業店が多く、ほとんどがすでに閉店済みの中、一軒だけ開いている店を発見しました。BSアンテナの有無を聞くと、7000円(本体価格)のものがあるとの返事が。すぐさま着替え、自転車に飛び乗り、全速力で飛ばすこと10分。半開きシャッターをくぐり、ちょっと不機嫌顔の店員さんに謝り&お礼をいい、再びチャリダッシュ。

 家に着いたのは20:00ごろ。押入れから工具(ドライバー、モンキースパナ、懐中電灯)をひっぱり出し、いざ2Fの窓から1Fの屋根の上へ。

 寒い。すんごく寒い。しかし厚着をすると動きにくいので軽装やむなし。さらにくつ下だと屋根の上はすべるので、はだしでレッツトライ。

 さすがに10年以上屋根の上に君臨していたアンテナです。ところどころ、サビやらなんやらでガッチガチになっていました。あたりは真っ暗。懐中電灯と工具で両手がふさがるため、不安定な足場ながら体をささえるものもなし。ネジ穴を空回りするドライバー、冷たさに麻痺した足の感覚、近所の人達の不審そうな目などにじっと耐えつつ作業すること2時間。おおよそ22時をまわったころでしょうか、作業は無事終了しました。

 接続が終わったあと、急ぎテレビをつけるも、現れたのはやはり砂嵐。しかし事前に電気屋さんから、アンテナの向きほんの数センチの差で映らなくなることを聞いていたので、あせらずじわじわアンテナの首を振ってみます。そしてとうとう映像が鮮明に映りました。音もばっちりです。よくやった、俺。ビバ俺。アモーレ俺。

 その後、DVDもつなぎ録画の準備も完了。

 そろそろ再びテレビの前に移動し、放映に備えようと思います。

 平均年齢40歳自称元祖ビジュアル系のパンクロックに酔いしれてるとするか。



2時間の努力の跡


【リンク】
筋肉少女帯復活情報局
ようつべ1
ようつべ2
ようつべ3

筋少復活!だが、しかし

2007年02月23日 | POP & ROCK

 2月24日土曜日夜23:30~25:00、BS2にて昨年末12月28日中野サンプラザで行われた筋肉少女帯復活LIVEが放送決定!

「筋肉少女帯 復活LIVE」放送日
〔衛星第2テレビ〕2月24日(土)23:30-25:00
〔衛星ハイビジョン〕3月12日(月)(11(日)深夜)前0:25-1:55

 実に8年ぶりの復活に、ファンとしては狂喜乱舞なのだけど、困ったことに衛星放送が見れない状況に陥っています。受信料もしっかり払っているし、チューナー、アンテナもばっちり。なのになぜか映らない。原因不明。土曜日中に電気屋さん呼びまくって見てもらうつもりだけど、はたして。


正論てなんだろう

2007年02月20日 | 日記・コラム

 正論を並べ立ててしたり顔をしてる奴が、どうも気にくわない。

 なんてことを書くと、自分の人間としての未熟さを公表しているみたいで、なんかモヤモヤ暗くなってくるのだけど、なんというか、今日は他に書くことが思いつかないのでまあいいか。

 正論てのは、どこぞの漫画に載っていたように、「人の数だけある」わけで、すなわちこの世には60億通りもの正論があることになり、どんなに頑張っても衝突することは必死なのだけど、両方正しいのだから決着なんてつくわけがなく、結局声がデカい力押しタイプや、プライドが高くて引くことを知らないタイプ、立場的に優位に立つタイプなどが、相手のバカ負けを誘って論破する、というのが世間で繰り広げられる争い事の、おおよその顛末のような気がする(そうかなあ)。

 自分をかんがみるに、正論というのは「相手を打ち負かす」ことを前提として産み出される。誰かにプライドを傷つけられそうになったとき、不利益を強いられそうになったとき、自分に自信が持てないとき、思い通りにいかない現状を打破するとき、などなど、相手を攻撃して自分の立場を持ち上げるときにのみ使用される。

 したがって、正論や理詰めが好きな人間というのは、一見正しいことばかり言ってそうなのだけど、実際は他人を論破して自分を高めるのが大好きという、ちょっとろくでもない人間なのだ。

 合わせて大抵の場合、粗探しが大好き、というパターンも多い。知らず知らずのうちに、必勝を期すための材料を探してしまっているのだろう。言い争いの時なども、一度相手に粗を見つけると、それが論争のテーマからかけ離れていたとしても、それのみをひたすら絨毯爆撃し、下手すると話題をそちらに転化してしまう。

 なおこの手の人間を観察していると、たたみかける時にはやたら大声だったり、同じフレーズを繰り返したり、ギャグを言うや否や自分で大笑いして周囲に笑わざるをえない空気を撒き散らしたり、などなど自己防衛をかかさない。

 で、本人は正しいことをしているつもりで、つまり自分はわかっている側の人間だという自負があるため、時に中途半端に自己分析をして反省なんかをしたりして、そこで黙って自己解決すればいいのに、みなに「実は反省していて夜も眠れない」みたいなことをこぼして再び自己弁護。この場合の謝罪は、もうやめるからね、ではなく、またやるけど許してね、本当は言いたくないし、ちゃんと言った後で反省してるからね、なのである。正直、死んでしまえ。

 いや、これ全部僕のことなんだけど。

 これから起こる理不尽なできごとの全てを自分のせいと断じ、一切他人のせいにせず、全て自分ひとりで抱えて消化し、ギリギリのところでそれを乗り越えてこそ男は成長する。そうわかっていても、うまいこと理論武装して自己弁護や言い訳に明け暮れてないと、なかなか人生やりすごせないというか。

 先日テレビ番組で、ふかわりょうが、20代前半にあまりにも女性にもてなかったため、自分で自分は女嫌いなのだ、と無理やり洗脳して、かろうじて自我を保った、と話していたが、今現在恐ろしいまでに同意できる自分がいる。

 ああ、分析すればするほど暗くなってきた。暗くなって暗くなって暗くなって・・・あれ?・・・一周してなんだか楽しくなってきたので、このテンションの冷めないうちに、すかさず寝ることにしようと思う。いひひ。

 おやすみなさい、いい夢を(見れるかっ)。



ルドラの秘宝

2007年02月19日 | ゲーム・アニメ

 本日は懐かしいゲームをご紹介。

 スーパーファミコン(以下スーファミ)用ソフトの『ルドラの秘宝』。1996年にスクウェア(現スクウエァエニックス)から発売されたRPGです。

 「スクウェア」「RPG」「大容量32メガ」という当時の売れ線キワードを3つも要しながら、世間的な知名度は今ひとつのこのゲーム。ズバリ発売時期が悪かった気がします。時はスーファミ全盛からプレステ、セガサターン、PCFX(え?)、プレイディア(え?え?)ら次世代機への移行期真っ只中。当然のごとく話題は全部そっちに持っていかれた、ちょっとかわいそうなゲームなのです。

 しかしこのゲーム、埋もれさせておくにはもったいない、抜群の名作です。

 まずグラフィック。当時においては最高の大容量32メガ(後に48メガなんてのも出たけど)を存分に駆使して描かれたグラフィックは、今見ても見劣りがしないし、むしろ現行のハイスペック機による無駄に豪華で違和感すら感じるCGと比べて、より職人芸の妙として感じられるし、感情移入もしやすい。そしてそのグラフィックで描かれたキャラクターがとてもよく動きます。とくに戦闘中は、味方、敵モンスターともに動きっぱなしで、とくにボスキャラなどはかなり練りこまれた行動をするので、見ているだけでとても楽しいです。

 次にストーリー。ファンタジー系のストーリーは、メルヘン調というよりも末期思想的なダークさが感じられます。またシナリオは、3人の主人公によるそれぞれ3つのシナリオと、その3人+1が集結してのラストシナリオの、計4部構成からなります。最初の3つのシナリオは時間軸的に同時進行で、それぞれが密接に関わっています。例えば1つ目のシナリオで原因不明のイベントが起きたとして、その謎が2つ目のシナリオで明かされる、といった具合に。パーティー同士のニアミスなどもちょこちょこあり、思わずニヤリとさせられます。3つのシナリオはひとつずつクリアしてもいいし、それぞれを順番に少しずつ進めることも可能。

 そして音楽。重厚なグラフィック、独特のストーリーに見事にマッチした名曲の数々は今でもファンが多い。今Amazonなんぞでサントラを買おうとすると、中古で9000円~20000円くらいのプレミアがついています。

 最後に特筆すべきは、このゲームならではの独特な要素「言霊システム」。このシステムがあるからこそ、今なおこのゲームが語り継がれているといっても過言ではありません。「言霊」とは、ひとことで説明すると「魔法」です。味方の回復や敵への攻撃に使用するRPG定番のあれ。このゲームでは、決められた「魔法」=「言霊」が存在しません。どういうことかというと、ステータス画面で、自分で文字を並べて言霊を作成することになります。

 たとえば「アイス」という単語を入力し言霊を作り、それを戦闘中に使用すると、敵に氷属性のダメージを与えることができる。そのほかにも火の属性攻撃言霊「イグ」てのがあって、これに複数を意味する「ナ」を組み合わせると「イグナ」という全体攻撃言霊になったり。そのほかにも自分の友達の名前を入れてみたら偶然強力な言霊になったり、ドラクエの魔法名を入れたら見事に同様の効果(ただし消費MPは通常の倍)だったり、想像力のゆるす範囲でめいっぱい楽しむことができるのです。

 独特の雰囲気とシステムで、未だ根強いファンが多いこのゲーム。スーファミを持っていてRPG好きなら、中古ショップなどで見つけたら少々高くてもぜひ手に入れて欲しいです(相場は3000~4000円程度か)。絶対ハマりますから。

 ちなみに、スーファミで発売されたスクウェアやエニックスの定番ゲームといえば、ファイナルファンタジーやドラクエシリーズとなるのだけど、実はそれ以外のRPGにもやたら名作が多いです。エニックスでは『ガイア幻想記』『天地創造』『ソウルブレイダー』『ミスティックアーク』、スクウェアではこの『ルドラの秘宝』『トレジャーハンターG』『クロノトリガー』といったところ。特にエニックスの4本は、中毒性すらある独特の世界観がすばらしすぎて、どっぷり肩までハマれること請け合いです。

 そろそろ次世代ゲームの進化についていけなくなってきたファミコン世代の生き残りの方々に、今だからこそあえて、これら懐かしゲームをプレイしていただきたいと思う今日このごろです。

 ※参考までに、ようつべ動画 (ボス戦1)(ボス戦2