映画『エンジェルウォーズ』を見て来ました。生活圏内の映画館ではなぜか日本語吹替版しか上映されてなかったので、渋々それを見る事に。
俺の記憶する限りでは、激情で吹替版の作品を見るのは生涯で初めて。
GW初日に、レイトショーで、吹替版映画を見ようという輩は滋賀県にあまりいなかったらしく、客は俺を入れて3人。ポップコーンを音立てて食べる猿がいないため、ただただ快適。
この監督の作品(『WATCHMEN』『300』など)は概ね大好きなので、ゴスロリギャルが主役を張る作風に多少抵抗を感じながらも、若干の期待を胸に鑑賞。
重い現実世界(精神病院での理不尽な展開)と、華やかな妄想世界(近未来和風メタルファンタジーなにそれ)を行き来する主人公の心理のギャップが、それぞれの世界観を引き立てていて、なかなか面白かった。
日本のアニメが大好きだという監督の作品なので、妄想世界の世界観は素晴らしく、日本刀を振り回すミニスカのゴスロリギャルが、ガトリングガンをぶっ放す巨大鎧武者との一騎打ちや、ネジで動くゾンビドイ●兵との白兵戦を繰り広げる様は、映像美と非現実感が相まり、中々の爽快感。
一方、現実世界(と言っていいかどうか少し曖昧だけど)の重苦しい閉塞感もしっかり描かれていて、そこらへんの相互関係は、作風は違うけど『パンズ・ラビリンス』を思い出した。
予告編と同じような、最初から最後まで痛快アクションシーンを期待して見に行くのは禁物だけど、独特の世界観は一見の価値アリかも。若干鬱展開なので、元気な時に見に行くのが吉だと思います。
70点。
俺の記憶する限りでは、激情で吹替版の作品を見るのは生涯で初めて。
GW初日に、レイトショーで、吹替版映画を見ようという輩は滋賀県にあまりいなかったらしく、客は俺を入れて3人。ポップコーンを音立てて食べる猿がいないため、ただただ快適。
この監督の作品(『WATCHMEN』『300』など)は概ね大好きなので、ゴスロリギャルが主役を張る作風に多少抵抗を感じながらも、若干の期待を胸に鑑賞。
重い現実世界(精神病院での理不尽な展開)と、華やかな妄想世界(近未来和風メタルファンタジーなにそれ)を行き来する主人公の心理のギャップが、それぞれの世界観を引き立てていて、なかなか面白かった。
日本のアニメが大好きだという監督の作品なので、妄想世界の世界観は素晴らしく、日本刀を振り回すミニスカのゴスロリギャルが、ガトリングガンをぶっ放す巨大鎧武者との一騎打ちや、ネジで動くゾンビドイ●兵との白兵戦を繰り広げる様は、映像美と非現実感が相まり、中々の爽快感。
一方、現実世界(と言っていいかどうか少し曖昧だけど)の重苦しい閉塞感もしっかり描かれていて、そこらへんの相互関係は、作風は違うけど『パンズ・ラビリンス』を思い出した。
予告編と同じような、最初から最後まで痛快アクションシーンを期待して見に行くのは禁物だけど、独特の世界観は一見の価値アリかも。若干鬱展開なので、元気な時に見に行くのが吉だと思います。
70点。